はやり「清澄の…名前は京太郎だったかな?☆」

はやり「年はいくつになる?」

京太郎「何の話ですか」

はやり「青春を無駄に過ごすことはないといっている☆」

京太郎「自分の立場がわかってないようですね」

京太郎「雀士としてどれだけ凄い実力があってもアイドルの貴方に下手なスキャンダルをおこすことは出来ないんだ」

はやり「それはどうかな」

はやり「見惚れているのかな?京太郎君☆」

京太郎「確かに貴方にあった時すばらなおもちに俺は憧れた…だが今は違う」

はやり「京太郎君…君は直向で優れた雀士だあふれる若さと情熱は何物にも変えがたい」

はやり「弱小の清澄の雑用係として時間を無駄にすることにどれだけの価値があるのかな?☆」

京太郎「清澄を支えてきたのは俺を救ってくれた部長や咲達のためだけじゃない…」

京太郎「個人戦で味わった屈辱を晴らすため俺自身のためにしてきたんだ」

はやり「今からでも遅くはない私に永久の愛を誓うんだ☆」コンイントドケ

京太郎「」ダッシュ

コツーンコツーン
京太郎「バカなッ!そんなハズはッ!撒いたはずだッ!確かに!」

コツーンコツーン
???「どうしたのかな?京太郎君☆」゙

京太郎「瑞原プロっ!?」

コツーンコツーン
はやり「何かに追われているのかな?そんなにおびえて…フフ」

コツーンコツーン
はやり「ところでまだ先ほどの質問の答えを聞いていないな☆」

コツーンコツーン
はやり「『私に永久の愛を誓わないか?』…と、私は聞いたんだぞ☆須賀京太郎」

京太郎「」ハァハァ

コツーンコツーン
はやり「ねぇ京太郎君雀士は何のために麻雀を打つのか考えたことはあるかな?」

はやり「雀士は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために打つ」

はやり「名声を手に入れたり金儲けをするのも安心するため婚活しようとしたり友人を作ったりするのも安心するため」

はやり「人のために役立つとか部や幼馴染のためだとかすべて自分を安心させるため安心を求める事こそ雀士の目的だよ」

はやり「そこでね…私のお婿さんになることに何の不安があるのかな?私と結婚するだけで他の安心が簡単に手に入るぞ☆」

はやり「今の君のように辛い思いをしてまで秋季やコクマーに挑戦することのほうが不安じゃないのかな?」

はやり「清澄に拘るのをやめて私と新婚生活をすごさないか?日本一の力が高校生雀士にしてあげるよ?☆」

京太郎「言った筈ですよ…俺自身のためにしてきたんだ、と」

はやり「フン!ならばしょうがない……無理やり既成事実を作るしかないなダーリンッ!★」



はやり「これがプロと男子高校生との差だぞ☆」

はやり「…清澄の男子部員そんなのはもうどこにも存在しない★」

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最終更新:2017年10月12日 23:18