<注・すこやんファンにはお勧めできません>
優希「そういえば咲ちゃん、なんで京太郎はあんなに胸にこだわるんだ?」
和「全くです。あれさえなければいい人なのに」
咲「あー、うん、あれは仕方がないんだよ。そう、トラウマの反動だから」
優希「虎と馬がどうしたんだ?」
和「優希、お願いだからもう少し勉強してください。トラウマというのは心に深い傷を負うことです」
咲「そう、あれはとても悲しい事件だったよ
十年前、胸は平らで家事が壊滅的にダメで、アラサーで実家でジャージを着てごろごろするような、女子力の足りない人がいたんだ
カピーとも仲の良かったその親戚の人は、なんとまだ幼い京ちゃんを無理やり手籠めにしようとしたんだよ!
京ちゃんはあまりのショックでその人のことを一切忘れ、それ以来その対極とでもいえる人たちに懐くようになったんだ」
優希「なん、だと?」
和「何てひどい……」
咲「だから、京ちゃんが麻雀を始めてるなんて知った時は驚いたよ。あの人に関わることは全部嫌うだろうって思ってたから」
優希「麻雀やってたのか? そのおばさん」
咲「うん、初めて数ヶ月でインハイを圧勝してたよ。
私は京ちゃんと仲いいままでいたかったから、お料理も始めて麻雀も遠ざけたの」
和「うう、須賀くんかわいそうです。私、これからはもう少し優しくします」
優希「私もタコスを作って持って行ってやるじぇ」
咲「京ちゃんはエッチなところもあるけど、大目に見てあげて。全部悪いのはあのアラフォーだから
いつか京ちゃんがトラウマを忘れる日を私は待ってるんだ」
私はいつまでも京ちゃんのことを支えよう。例え恋愛的にみられることが一切なくても
カン
最終更新:2017年10月12日 21:39