一太「須賀くん君の好きな女性って誰なんだい?」

京太郎「副会長、どうしてそんなことを聞くんですか?」

一太「ははは、まあ細かいことは良いじゃないか。昼食もこうして奢っているわけだし答えてくれてもさ--


久『須賀くんって私のことが好きだと思うのよね』

久『えっ? だって彼ってば私のこと何時も甘えさせてくれるし、結構無茶なお願いしても何でも頷いてくれるのよ』

久『好きな人からのお願いだから頑張っていてくれると思うの。だってそうじゃないとあんな真似はできないわよ』

久『はは、そうね。例えば、パソコンや麻雀卓を運んでもらったりとか……』

久『やっぱり、好きでもないと無理よね? 十中八九、ほぼ間違いなく私のことが好きなんだと思うけど、もしかしたら万が一で勘違いかもしれないでしょ?』

久『内木くんは須賀くんの好きな人を聞いてきてね! 会長から副会長への指令だから』


一太「--それで好きな人は誰なんだい?」

京太郎「好きな人ならいませんけど」

一太「えっ? 本当に?」

京太郎「本当ですってば」

一太「麻雀部の中にいたりしないのかい? 会長とか一般的には綺麗だろ? 一年の原村さんは凄い美少女だし、幼馴染の宮永さんとか?」

京太郎「部の皆は綺麗所ですけど、そう言う対象じゃないですよ」

一太「そ、そうなんだ。じゃあ、好みのタイプは?」

京太郎「見た目は和や風越の福路さんみたいな胸の大きい人がタイプですね」

一太「ふむ、それなら原村さんのことを君が好きじゃないって言うのはおかしくないかい?」

京太郎「見た目は完璧なんですけど、その性格や内面がちょっと好みと違うというか……」

一太「ほうほう」

京太郎「古いとか言われるかもしれませんけど、奥ゆかしい女性と言うか、男を立ててくれて優しい性格の子が良いと言うかですね……」

一太「ふむ」

京太郎「所謂、大和撫子ですよ。まあ、絶滅種ですからそんな子はいないんでしょうけど」

一太「そうだね。理想は創造の中にしかいないからね。僕もマホちゃんみたいな子が良いんだけれど、数年もしたら大きくなるし、老けてしまうしね」

京太郎「副会長……」


カンッ!