最近少し、甘えたになっているかも知れない。
京太郎「お茶、ここに置いときますよ」カチャ
久「ん、ありがと……」カリカリ
京太郎「……ちょっと、休憩した方が良くないですか」
ちょっと、やめてよ。本当に疲れてきた気がするじゃない。
久「そうね、ちょっと疲れたかも」
京太郎「受験勉強、お疲れ様です。寝ます?」
ああ、駄目だ。また甘えてしまう。
久「うん、そうしようかな。――あーでも、布団、確か干してたでしょ?」
――多分、断ってくれるよね。
久「入れてわざわざ敷き直すなんて、めんどくさいじゃない。須賀君が敷いてくれるって言うなら――」
京太郎「――疲れてる人に、そんな事させませんよ。もう敷いてます」
なんでそんなに、甘やかすのよ。
久「……ありがと。ねえ……」
京太郎「?」
弱くなったの、貴方のせいで。
久「……少し、寒いみたい。布団、あっためてくれない?」
だから、責任取って。もっと――
京太郎「あっためて、って……」
もっと私を、甘えさせて。
久「……添い寝、しよ?」
最終更新:2017年06月03日 20:41