透華「須賀くんはヤンキーなのかしら?」

京太郎「は……、はい?」

透華「やっぱりそうなんですのね」

京太郎「いや、今の『はい』は疑問文です」

透華「あら、そうでしたの」

京太郎「……ヤンキーって?」

透華「クラスの友人に須賀くんのことを話していたの」

京太郎「お、俺のことをですか? なんか照れますね」

透華「そう、あなたのことを。 それでどんな人かと聞かれて写真を見せましたの」

京太郎「ふむふむ」

透華「そしたら……」

『この方はヤンキーではありませんの? 龍門渕さん、お付き合いを控えたほうがよろしいのでは……』

透華「と、言われてしまいまして」

京太郎「ははぁ、なるほど」




透華「どうも彼女によると、日本人の男性で、高校生で、金髪となればヤンキーではないほうがおかしいと」

透華「当然わたくしは須賀くんのことはわかっていますから、やんわりと否定しておきましたわ」

京太郎「あはは……、そういう風に見られることもあるんですね」

透華「あ、あとこんなことも言っていましたわね」

『もしくは、最近話題のチャラ男という殿方では? よく"あげぽよ~"とおっしゃったりしてません?』

透華「あげぽよ~」

京太郎「あ、かわいいですね」

透華「うっ、あ、ありがとうございますわ……」

透華「ちなみに"あげぽよ~"とはどういう意味なんですの?」

京太郎「なんでしょうね? まぁ、たいした意味はない言葉なんじゃないですかね?」

透華「ふむ。 で、どうなんですの? ヤンキー?チャラ男?」

京太郎「どっちでもないです」

透華「あらま」

京太郎「自分でいうのもなんですが、俺は全然悪いことはしないですし」

透華「そうですわね」

京太郎「チャラ男っていうのも違うと思いますし。 むしろチャラチャラしたヤツは苦手です」

透華「やっぱりわたくしの目に狂いはなかったわね」

京太郎「そうですね」

透華「あげぽよ~」

京太郎「あ、あげぽよ~」

透華「うふふ、なんか可愛らしい言葉ですわ」



透華「あげぽよ~♪」

終わり