由暉子「は…くちっ」

京太郎「お?何だ今の音」

由暉子「すみません、くしゃみをしてしまいました」

京太郎「えっ?」

誓子「あら、珍しい。風邪引いちゃった?」

由暉子「いえ、少しムズムズしただけですので問題ないかと」

成香「でも、風邪の前兆ってこともあるかもしれませんし…今日は暖かくして寝てくださいね?」

由暉子「はい、お気遣いありがとうございます」

京太郎「……」

揺杏「お?どした京太郎、難しい顔して」

京太郎「いや、ちょっと…なあ、ユキ」

由暉子「何でしょうか」

京太郎「今のってくしゃみなの?」

由暉子「…?ええ、そうですが」

京太郎「えぇー…?」

誓子「一体何が疑問なのかわかんないんだけど…」

揺杏「ふっふっふ、私にはわかるぞ、京太郎!」

成香「一体何なんですか?」

揺杏「それはだな…ユキのくしゃみがごくごく小規模だったことだろ!?」

京太郎「おお、マジで言い当てられた」

成香「わわ、すごいです揺杏ちゃん」ぱちぱち

揺杏「ふふーん…」ドヤァ…

誓子「くしゃみが小さい…何かおかしいかな?」

京太郎「や、俺の思うくしゃみって、こう…『ハックション!』みたいな大きい感じでして」

揺杏「あー、確かにそんなイメージあるある」

京太郎「それで当のユキのくしゃみは動きも小さければ音も小さいしでちょっと混乱しちゃって」

揺杏「確かにユキのくしゃみって音小せぇよなぁ」

誓子「空気を吸い込まないようにすればある程度は小さくできるけど…ユキぐらいにはならないかなぁ」

由暉子「私、おかしいんでしょうか?」

成香「いえいえ、ユキちゃんのくしゃみ、可愛かったですよ」

揺杏「まーなー。ポストはやりん足るもの、くしゃみも可愛くあるべき!みたいな!」

京太郎「んな細かいとこまで…」

揺杏「でもさ、たまーに思いっきりでっかいくしゃみとかやりたくならね?」

誓子「あー、わかるかも。何か妙にスッキリしない時あったりするし」

成香「私はあまり…喉が痛くなっちゃいますから」

揺杏「成香はかわいいなーおい」ナデナデ

成香「わわわ」

京太郎「もやもやをガーッと吹き飛ばしたいときとか…」

爽「うぃーっす…お、なんか盛り上がってる?」

揺杏「おお、丁度いいところに。さっきユキがさぁ…」

爽「あー、なるほど。わかるわかる。使い分け大事だよなー」

京太郎「くしゃみに使い分け…?」

爽「くしゃみがでかいと疲れるだろ?だからしんどい時は小さく、ガーッといきたい時はでかくみたいな」

京太郎「へー…」

爽「てかこんな話したらくしゃみ出そうに…ふぁ、ふぁ、ふぁぁ……」

由暉子「…」

爽「…」

誓子「…?」

爽「はぁー…今すぐ世界滅びねーかな」

成香「爽さん!?」

京太郎「いきなり物騒なこと言い出したこの人!」

揺杏「直前で止まるのは殺意沸くからなー…仕方ない仕方ない」

カンッ