巴「ねえ竹井さん。女子高生雀士カードって知ってますか?」

久「あー。確か……期間限定で売ってたやつ?」

豊音「そうだよー! 去年の11月から3か月間の限定で、プロ麻雀せんべいのバージョン違いとして販売されてたんだ」

巴「しかも各学生の封入率が地域別に分けてあって、地元雀士のカードが入手しやすくなってたんですけど」

塞「豊音がお小遣いで必死に集めてたね」

久「というか、私もあのカードのレア特典用にインハイで着た制服を一着提供してたわ。今思い出したけど」

巴「そうなんですよね。……それで、ですね? 噂なんですけど」

豊音「長野で男子学生のカードが混入してたらしいんだよー。竹井さんは長野出身だし、何か知らないかなって」

久「……悪いけど、聞いたことないわね。長野では問題があったらしくてすぐに回収騒ぎになっちゃったのよ」

巴「え、そうなんですか?」

久「ええ。国広さんの下着の一部が着用制服生地として混入したんだったかしら」

塞「ちょっ!? さすがに下着は……。すぐに発覚してよかったね」

久「ほんとに」

久(おかげで、須賀君のカードを持ってるのなんて私くらいでしょ)ニヤァ

~某所~

一「お嬢様、芸術鑑賞中に失礼いたします。お食事の時間です」

透華「――あら、もうそんな時間? 片付けておいてくださいな」

 パタンッ

一「はぁ、まったく。ボクの下着が混入とかするわけないのにね。
  いくら金髪くんのカードが欲しかったからって、回収にかこつけてありったけ手に入れるなんて。
  おかげでボク達のおやつはまだおせんべいだよ……」


カンッ