憩「ちょっとばかし日は過ぎたけど、十月三十一日はハロウィンでしたー」

京太郎「はあ、そうらしいですね」

憩「とゆうわけで、須賀君ー?」

京太郎「はい、なんですか?」

憩「トリックオアトリート?」

京太郎「え」

憩「トリック オア トリ~ト?」

京太郎「ト、トリート……?」


憩「――――アカンわー、須賀君なんも分かってへんわ……」ヤレヤレ

京太郎「な、なにがですか?」

憩「須賀君、今の私のカッコは何か言うてみて?」

京太郎「い、いつも通りのナース服です」

憩「そうやねー。ちなみにこれは、ハロウィン仕様のゾンビナース服なんやけど」

京太郎(フトモモと手首の包帯はそのためだったのか……)

憩「普通な、こういう状況でイタズラかお菓子かって言われたらイタズラって言うんがジョーシキですよー。ナースにイタズラとか、男子高校生のハートに直撃と違うん?」

京太郎「――――」

憩「三度目の正直やでー……トリックオアトリート?」

京太郎(こ、これは……どう受け取ればいいんだ? 誘われてる? 誘われてるのか、俺……!!)