久「ねえ須賀くん、あなたお金ないって言ってたわよね。ちょっとお小遣い稼ぎしてみない?」
京太郎「優希がタコスタコスねだるから金欠ですよ」

久「練習や試合の分は部費で出せるけど、関係ない時でも奢っちゃってるものね。
  で、稼ぎ方なんだけど、このサイトに須賀くんの写真とプロフを入れて、『この男の子との一日を買いませんか』っと」

京太郎「完全に出会い系のノリですね。てか、この写真どうしたんです? なんか体育中のまでありますけど」
久「ちょっと盗さ、げふげふ、善意の第三者からの提供よ」

京太郎「……まあ、いいっすけど。これ一件も反応なかったら悲しいなあ」
久「まあ、その時は私が5千円くらいでデートしてあげるから。いつもの買い出しとかじゃない、ちゃんとしたやつを、ね」
京太郎「マジっすか!? 部長、どこまでもついていきます!」

久「……須賀くん、あなた将来女の子に騙されそうだから気をつけなさい」(呆れ

京太郎「お、アイコンが。……500円かあ」
久「お昼代にしかならないわね。釣り上げましょう、1500っと」
京太郎「一気に夕食レベルですね!」

久「あとは明日様子を見ましょう。じゃ須賀くん、ちょっとお勉強しましょうか」
京太郎「うへぇ」
~~
優希「ぐぬぬ、私のタコス代が、1600」
咲「うーん、新刊買えなくなっちゃうよぉ、1800で」
和「こんなことをするのは部長ですね。許せません、2500です」
まこ「まあバイト代でも出せばいいじゃろ、4時間として3200かの」

煌「なんとすばらな人が故郷に、よ、4000と交通費で」

玄「この人からは何かシンパシーを感じるのです、4500ですのだ!」

灼「ハルちゃんに春を、5000も出せばなんとか」

透華「ハギヨシ! あなたの友人が大変なことになっていますわ! こんな人身売買のような真似! 龍門渕家の名に懸けて保護なさい!」
萩原「はっ、では一気に上げて5万にしましょう。これで大抵の興味本位な人間は諦めるかと」
透華「もっとバーンと行きませんこと?」
萩原「いえ透華お嬢様、あまりに高額では京太郎くんも遠慮なさるかと思われます」

一「……透華が買うぐらいならボクが犠牲に、給料の範囲で」

咏「うわっは、おもしろそーなのやってんじゃん。15万でいいんじゃね?」
理沙「20っ!」
はやり「こ、これは好み☆ ばれるとまずいから家デートで口止め料も含めて、50枚出すぞ☆」
健夜「もう失敗できない、多少若くてもいいよね? ろ、60とか」

咏「むむ、なーんか競ってくんね。こうなったら本気で落としたくなってくんだよな72万」
理沙「80っ!」
健夜「100万なら流石に誰も、いいよね?」
はやり「アイドルの資金舐めないでほしいぞ☆」
~~
翌日
久「」絶句
京太郎「い、1800万? え、これ表示おかしくない?」

久「……須賀くん、一夜にして高値の花になったわね」
京太郎「うまいこと言ったつもりですか!? どど、どうしよう」


カン