京咲過去話


あるところにとても仲の良い幼馴染の男女がいました。
しかし、彼女は最近不機嫌でした。
なぜなら、彼が毎日別の相手の話ばかりしていたからです。

最初は自分も会ってみたいなと思っていました。
次に『あれ、最近あの子の話しかしてなくない?』と思いました。
最後には彼の歓心を買うその相手への敵意を持ってしまいました。

そしてついに彼女は耐えかねて感情のままに叫んでしまったのです。

咲「京ちゃんは私とカピー、どっちが大切なの!?」

それは教室内での出来事だったのでとてもたくさんの人が聞いていました。
そして周囲の視線を集めたことに気づいた彼女は羞恥のあまり泣き出したのです。

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京太郎「ってことがあってな。いやーカピーが家に来て間もないころだったからつい可愛がりすぎて」

咲「なんでその話を皆にしちゃうの!? ああ、そんな目で見ないで!」

和「いえ、だってペットと張り合うって……」

優希「あれだじぇ、咲ちゃんは将来結婚したら旦那に『私と仕事どっちが大事なの!?』って聞くタイプだな」

久「咲は須賀くんの愛玩動物だったのね、なんだか納得したわ。それじゃ、お嫁さんとは呼べないわね」

まこ「おんしら、あんまり咲をいじめてやるな。大丈夫じゃ咲、失敗は繰り返さないことが大事なんじゃ」

咲「うわーん、京ちゃんの意地悪! いいもん、今日は飛ばしまくってあげる!」

京太郎「じゃあ、俺が飛ばされなかったろもう一つ過去話を……」

咲「絶対に阻止しなきゃ」(ゴッ

和「咲さん、まだ知られたくない過去が……」(ホロリ


カン