憧「まったく、シズも困ったもんよね」

  綾乃『――そういうわけで、明日は私たちがいないから穏乃のこと、憧ちゃんに頼みたいのよ~
     あの子、一人だとお風呂にも入らなさそうだし…』

憧「開いてるし、あがっちゃうか
  シーズー、あがるよー」


シャアアァァ……


憧「ん、シャワー?やっぱりまた山遊びでもしてたんだ…さすがに泥だらけにもなればお風呂に入るか」


バタンッ


穏乃「あー!さっぱりしたー!


   お、憧ー!」パタパタ

憧「ちょっと!濡れっぱなしじゃないの!」


京太郎「おい穏乃!まだ体ふいてねーだろ!」

穏乃「えー、こんぐらいいいじゃんかー」

憧「よくないわよ!風邪ひくから拭いてきなさい!」

穏乃「ほーい」

京太郎「ったく…」ガシガシ

穏乃「きゃははっ、くすぐったいよ京太郎ー!」

憧「はぁ………



  ハ ア ! ? 」


京太郎「おわっ…!なんだよいきなり、はーって」

穏乃「和田ア○子かー?」


憧「ア、アンタら何ふたりで普通に風呂入ってんねんっ!!
  おかしいやろ!!
  いくらなんでも男と女やろが!!!
  てかいつ来たん京太郎!!!」

穏乃「憧、方言、方言」

京太郎「あーやっぱり奈良の子だし関西弁喋るんだなぁ」


憧「ツッコむとこそこちゃうやろっ!!私の喋りとかどうでもええやん!!

  なんで二人して裸で…

  裸で……


  京太郎が裸で…

  京太郎が…裸…

  はだか…はだ……」


     ふ き ゅ う



京太郎「失敬な、一応タオルまいてるぞ」

穏乃「聞こえてないよ、気絶してるし」

……

憧「……………」


京太郎「まあまあ、連絡もなしに突然きたのは謝るよ
    ちょっとしたサプライズってやつでさ、

    そしたら道の向こうからコイツが真っ黒になってやってきたからさ」

穏乃「へへ、今日は憧がくるって聞いてたから気分がノリにのっちゃって

   山のなかで動物たちとブレイクダンスをちょっとね」


京太郎「そのまま抱きつかれそうになったから、避けて、捕まえて、
    コイツの家まで引っ張ってきたのがついさっきの話だ

    …いい加減機嫌なおしてくれよ、憧ー」


憧「あ・た・し・はっ!」ドンッ

京穏「おぉうっ」ビクン


憧「京太郎がいきなり来たことに怒ってるんじゃないの!
  二人でお風呂に入ってたってことが納得いかないの!

  さっきも言ったけど男と女なんだから、もっとこう…」