京太郎「プロ雀士と高校生雀士の実力ってどれ位の差があるんですかね?」

憩「昨年度インターハイ個人戦二位のうちから見たらですねーぇ、宮永照は化物ですよーぉ」

京太郎「二位から見た一位が人外扱いとか……」

憩「アレは人じゃありませんからねーぇ」

京太郎「じゃあ、そのチャンピオンはプロだと通用するんですか?」

憩「ルーキーオブザイヤーは確実ですよーぉ、戒能プロがシルバーシューターを取れているので十分通用すると思いますけどねーぇ」

京太郎「ん?」

良子「つまりですねボーイ、宮永照に二年前のインターハイから今大会までの間は大物手を直撃させた唯一のプレイヤーが私だったんですよ」

京太郎「ほうぇー、じゃあ、戒能プロの方がチャンピオンより強いと?」

良子「そう断言できたらイージーだったんですが、千里山の藤白七実が私の前に宮永照と当たっていましてね、その消耗がなければ分からなかったと言うか……」

京太郎「つまり、実力は伯仲していると?」

良子「イエス、イエス!」

憩「うーん、それも二年前の時点でのお話ですよーぉ。若者の成長は早いですし宮永照もしかり、プロで揉まれた戒能プロも伸びているはずですよねーぇ」

良子「その通りですよ、ストロングになってます」

憩「二才の差を考慮すると宮永照の現在の実力は同い年だった二年前の頃の戒能プロより強いのではないですかーぁ?」

良子「ノーウェイノーウェイ、まあ、否定できませんね……」

京太郎「チャンピオンと戒能プロは同レベルが妥当ですか。プロの中でも実力はピンキリだと思いますけど、戒能プロの立ち位置は?」

良子「それなりに強いですよ」

憩「賞を受賞しているわけですからねーぇ」

衣「ふむ、プロと言えど雑兵も混じっているのが現実、あのカツ丼は自らを大したことはないっと言っておったしな」

京太郎「あっ、衣さんこんにちは」

衣「うむ。私や咲は半端なプロなら凌駕しているし、トーカもあの状態なら完封してしまえる、それが彼我の差だぞ」

良子「プロと言えども人間ですからね。お酒を飲めばボロボロだったり、コンディションも大切ですよ」

憩「じゃあ、戒能プロは場合によっては小鍛治プロに勝てるんですねーぇ」

良子「…………」ダラダラ

京太郎「やっぱり、グランドマスターだけは別格か……」

衣「国内無敗は衣から見てもおかしいと思うぞ」

良子「はやりさんや野依さんクラスとなら私でも十分戦えますよ」

京太郎「結論からすると高校生のトップレベルならプロでも通用するが、グランドマスターにだけは勝てないって所か」


カンッ!