爽揺杏「「友達と会う!?」」

由暉子「はい」

誓子「東京に知り合いがいたのユキ?」

由暉子「いえ、友人も東京の出身ではなく地方在住の人ですよ。彼もインターハイに関連してこちらに来ているそうなので会おうという話に」

爽揺杏 *1

成香「素敵な偶然ですね。どこで知り合った方なんですかユキちゃん?」

由暉子「昔、彼が旅行で北海道を訪れた時に出会って仲良くなりました。あっ、そろそろ約束の時間なので失礼します」

成香誓子「「行ってらっしゃい!」」

爽「……不味いな」

揺杏「うん、ゲロヤバだね」

成香誓子「「???」」

爽「はあ、ユキはアイドルになるんだから、彼氏がいたら不味いでしょう?」

揺杏「そうそう、それに服装とかに割りと無頓着なユキがおめかししていたの気づいた? 相手の男はともかく、ユキは間違いなく気があるよ!」

爽「北海道と他の県じゃ早々に会えないし、最近のユキを知るはずがないのも危ないな」

揺杏「成香が言ったように、偶然、運命的な再会なわけで、野暮ったかった子が超美少女に大変身、これは燃え上がりますよ」

誓子「考え過ぎじゃない?」

成香「そうですよ。ユキちゃんは打倒はやりんを目指してくれていますが、一人の女の子ですし、恋をすることは素敵です」

爽揺杏「「はあ」」

爽「男と女」

揺杏「一夏の思い出」

爽「こうしちゃいられないよ」

揺杏「尾行しなきゃさ」

成香誓子「「えっ?」」

爽揺杏「「じゃあ、行くよ!」」

京太郎(そろそろ時間だけど、ユキの奴はちゃんと来れるかな? 咲ほどじゃないけど、少しポンコツ気味だからな……)

由暉子「お待たせしました京太郎さん」

京太郎「おう、ひさしぶ、り……えっ?」

由暉子「どうかしましたか?」

京太郎(数年振りに再会した少女は、背は相変わらず小柄だが一部の成長が著しく、以前と違って垢抜けた美少女に変貌していた)

京太郎「本当にユキだよな?」

由暉子「そうですよ。どこか変ですか?」

京太郎「いや、よく似合ってるよ。ただ、久しぶりに会ったユキが凄い綺麗になっていたから見惚れちゃってな」

由暉子「ありがとうございます♪」

京太郎「早速、遊びにいこうぜ!」

由暉子「はい!」

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爽「ぐぬぬ、イケメンだと!?」

揺杏「然り気無く手を繋いでいるし、ユキが危なくないようにしっかりエスコートしているし」

成香「気が利いていて素敵ですね」

誓子「ねえ、彼良い人そうだしもう帰らない?」

爽「男は狼だ」

揺杏「私たちがユキを守らないと!」

誓子「野次馬?」

成香「出歯亀では?」

爽「じゃあ、二人は帰れば? 行くよ揺杏!」

揺杏「はい、爽隊長!」

成香「チカちゃん、どうしましょうか?」

誓子「そうだね。あの二人が野暮なことしないように監視しよっか」

京太郎と由暉子のデート、尾行する有珠山四人組、一夏のアバンチュールは何処へと至るか


カンッ!