貴方のことが好きです。
 愛しいと思っています。

「なあ、ここはどの牌を切るのが正しいんだ?」

「そこはこれを切るのが一番良いですよ"須賀くん"」

 ああ、優希のように遠慮なく名前で呼びたい。
 ああ、咲さんのように親しく愛称でも構わない。
 何時だって心の中では正直になれるのに口に出す勇気が私にはありません。

「須賀くん、あんまりジロジロと胸ばかり見ないでください!」

「ああ、すまん和」

 嘘です。
 本当は見られたくてしかたがない。
 あなたの視線を常に独り占めしたくてこんなはしたない格好をしています。
 見られるだけで体の奥が疼いてきます。
 もっと、もっと見て、私だけを見て、好きになって、愛して欲しい。

「須賀くん……」

「ん? 何か言ったか?」

「いえ、何でもありません」

 ほんの少し、一歩踏み込む勇気が欲しい。大好きな京太郎くんにこの思いを届ける勇気が--


カンッ!