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~須賀家~

京太郎(よかったよかった。とりあえずこれで元の生活に戻れるな)

京太郎「ただいまー」

京母「おかえりー」

ハギヨシ「お帰りなさいませ」


京太郎「」ズコー!


京太郎「ちょ、ちょっと!なんでハギヨシさんが居るの!」

京母「いまさら何言ってるのよ?」

京太郎「えっ」

……

京太郎「何で記憶消えてないの?」

ハギヨシ「攻略に直接関係のない記憶は消えませんので」

京太郎「ちょっと、聞いてないよ!」

ハギヨシ「ふふ、そうでしたっけ?」

京太郎「じゃあ、父さんも母さんも俺のこと誤解したままって事…?」

ハギヨシ「そういうことになりますね」

京太郎「orz」ガクリ


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京太郎「ところで、この首輪はいつ外れるの?」

ハギヨシ「契約が達成されれば外されます」

京太郎「えっ、もう終わったでしょ」

ハギヨシ「いえ、まだですね」

京太郎「しばらく咲のアフターケアが必要だとか?」

ハギヨシ「まあ、その必要もありますが」

京太郎「???」



ハギヨシ「一体いつから」

ハギヨシ「契約が駆け魂一匹だけだと錯覚していました?」



京太郎「なん…だと…」



京太郎「ちょっと、聞いてないよ!」

ハギヨシ「ふふ、そうでしたっけ?」

京太郎「詐欺だろそんなの…」

ハギヨシ「契約書にもちゃんと書いてありますよ?」

京太郎「えっ」

ハギヨシ「この通り」ピラッ


契約書「▼○×ΩΣ◎@&%…」ドヤァ…


京太郎「読めないから!地獄語読めないから!」

ハギヨシ「えー、いってくれればよみあげましたのにー」シレッ

京太郎「くそ、騙す気満々じゃねえか…」

ハギヨシ「世の中には『契約は契約、文書は神!』という言葉がありまして」

京太郎「あんた悪魔だよ…」

ハギヨシ「Exactly(その通りでございます)」

京太郎「…」ワナワナ

京太郎「ちなみに何と書いてあるんですか…?」

ハギヨシ「10年前の大脱走で逃げた駆け魂を全て捕らえた時点で契約終了とする」

京太郎「大脱走…?」

ハギヨシ「はい」

京太郎(何十匹逃げたんだ…?まさか、何百ってことはないよな…?)

ハギヨシ「大丈夫ですよ、落とし神様が結構なペースで捕らえてますので」

京太郎「そ、そっか、数日で一匹捕まえてるんだもんな!」

ハギヨシ「はい、まあ京太郎も比較的早い方ですけど」

京太郎「おーなんかやる気出てきた!」

ハギヨシ「それは良かった」

京太郎「で、後何匹位なんですか?」


ハギヨシ「53万です」


京太郎「」


ハギヨシ「いかがいたしました?」

京太郎「うそ…だろ…」

ハギヨシ「ええ、ジョークですよ」ハハハ

京太郎「だ、だよねー!あれでしょ?八百屋のおじさん的な」ハハハ


ハギヨシ「本当は6万です」ニッコリ


京太郎「」


ハギヨシ「いかがいたしました?」

京太郎「まじ…かよ…」

ハギヨシ「ええ、ほっとしましたか?」

京太郎「53万よりは良いけどさ!脱走ってレベルじゃねえだろ!いつ終わるのそれ!」

ハギヨシ「うーん今のペースなら千年はかからないかと」

京太郎「千年経ったら俺死んじゃってるから!むしろ百年も危ういから!」

ハギヨシ「人間って不便ですねえ…」

京太郎「終わった…俺の人生終わった…」

ハギヨシ「私が居るじゃないですか///」ポン!

京太郎「ないぞ…それはない…」

ハギヨシ「大丈夫ですよ!長野地区には、ほとんど来ませんし」

京太郎「…」プルプル

ハギヨシ「では、これからも頑張りましょうね。京太郎!」ニッコリ



京太郎「やだああああああ!!」



おわり