全員『部長、大学進学おめでとうございます!』

久「推薦だけどねー。生徒議会長に全国出場、箔だけはついたからとーぜんの結果よね」

まこ「久は相変わらず要領がいいのぉ。わしは来年のプレッシャーで潰れそうなんじゃが」

久「まこはまこらしく好きにやればいいのよ。どうせ個人戦は誰かいけるでしょうし、それだけでも十分でしょ」

まこ「わりゃあ、学校からの期待を知らんからそんなこと言えるんじゃ」

久「と・こ・ろ・で、入学祝と引退ついでに、麻雀部の備品記念にもらっていい?」

和「別にいいんじゃないですか? というか私物持って帰ってください」

優希「一つと言わずいくらでも持っていけばいいじぇ」

咲「あはは、部長がいない麻雀部っていうのも想像できませんけど」

まこ「だとさ。好きにせんさい」

久「そ? じゃ、備品の須賀くんもーらい。いやー、みんな快く承知してくれてよかったわ」

全員『なっ!?』

京太郎「は? 俺ぇ?」

和「ダメです認められません! 須賀くんは麻雀部の共通財産でしょう!」

優希「そーだそーだ! ずるいじぇ!」

咲「ち、違うよ、京ちゃんは部のものじゃなくて私の大切な……はっ、何も言ってない、言ってないよ!」

まこ「おんしは……最後まで人をからかわんと気が済まんのか?」

久「え、冗談じゃないわよ? 持って行っていいって言ったじゃない。
  だ~か~ら、須賀くんは今から私の彼氏ってことでよろしく。
  それじゃあ行きましょ、須賀くん!」

京太郎「ちょ、ま、腕引っ張って走らないでくださいよ部長!」

久「ふふ、追いつかれちゃうからダメー。あと、彼女の名前は呼び捨てでね」

全員『待てー!』

久「あはは、やっぱり高校生活って最高っ!」


『竹井久の横暴』、カン