恒子「そーいえばさすこやん」

健夜「なーに、こーこちゃん?あ、生一つおねがいしまーす」

恒子「すこやんってば20年前に世界二位でチャンピオンになる事も出来たんでしょ?何で辞めちゃったの?」

はやり「あ、それはやりも聞きたい」

健夜「数年前の話だからね!?あーでもソレを聞いちゃうのか~どーしよっかなー。ねぇほんと~に聞きたいの?」

はやり「じゃあいい☆」

恒子「ねぇはやりん焼き鳥は塩とタレどっちがいいかな?」

はやり「んー両方たのんじゃえばいいんじゃないかな」

健夜「ま待って話すから!話させていただきますからお願いだから聞いて~」

健夜「あの時の私は稼いだ点数や相手を飛ばす事を誇るのが雀士だと思ってたんだ」

健夜「だから対戦相手もタッグを組んだチームメイトも全てゴッ倒してた」

健夜「そしたらね私から離れていった…チームを優勝に導いても変わらない。そして最後には打つ相手すら居なくなった」

健夜「当事の私は麻雀そのものが嫌いになってたんだと思う。そんな時親戚に従弟の面倒を見てくれって頼まれたの」

健夜「それで面倒を見てたんだけどその子ルールも役も知らないのにずっと麻雀ゲームやっててね」

健夜「河に全部捨てられた牌を待ちにしたり、手配が順調に進んでるのにソレを崩して安い手にもって行ったりして滅茶苦茶だったの」

健夜「麻雀を見るのも嫌なのに下手糞な麻雀を目の前でやられてイライラしてついその子からコントローラー奪ってちゃっちゃと対戦相手を飛ばしたんだ」

健夜「今でも馬鹿なことしたなって思う。でもねあの子は笑ったんだ…『健夜お姉ちゃんすごいね』って」

健夜「その時私は知ったんだ。人を笑顔に出来る麻雀もあるんだって…おかしいよね。打つ相手が居るから麻雀は出来るのに、一人じゃ麻雀は出来ないって忘れてた…」

健夜「その日私は初めて人と笑顔で楽しみながら麻雀を打てた…それはあの子が教えてくれたからなんだ」

健夜「だから私は強くなくても良い皆と笑い楽しく打てる麻雀がしたい。皆の笑顔を誇りに出来る雀士になりたいって思って今のチームに入ったの」

恒子「あっすいませ~ん!生追加で、あとこのおつまみセット二つお願いしまーす」

はやり「こっちも生一つと枝豆欲しいな☆」

健夜「ちょっと二人とも!今私すっごく大切な話してたよね?なんでジョッキ空にしてるの!?」

恒子「えー…だってその従弟って前に写真で見せた金髪の子でしょ?小学生くらいの」

はやり「それ結局すこやんがショタコンに目覚めた話?★」

健夜「ショタって違うからね?ほらコレが今のシャメで…ねぇ聞いてよ!?」

恒子「すこやんその子のシャメ持ってる時点でアウトだよ」

はやり「すこやん…ショタコンはみんなそういうんだぞ☆」


その後今の京太郎のシャメを見て目の色がかわったはやりんと壮絶な戦いが勃発するのは別の話

カン