京太郎@阿知賀と思いねえ。アコチャーヤンデレ注意

ねえ京太郎、あなたはいつになったら私のことを見てくれるの?

趣味の合う玄、山登りに難なくついていけて日ごとに誘うシズ、京太郎の一番好みの体と庇護欲を誘う宥ねえ。

私は努力で容姿を磨いた、麻雀だってこの数ヶ月で上手くなったと思う。でも、あんたの目線の先には私はいない。
努力しても努力しても、好きな人からは見向きもされずにただチャラい男からのアピールばかり増えていく。

私が本当に見てほしいのは京太郎なのに、あいつの歓心を買えるのならそれでいいのに。
なのにいつまでたっても私は幼馴染の一人。京太郎の初恋の相手は和。今好きなのは……私以外の誰か。

旧友に会えるかもしれないインターハイは楽しみであり、同時に恐怖でもある。
もし京太郎がまた和のことを好きになったら、私の出る幕なんてきっとない。

私たちの学力差じゃきっと大学は遠く離れる。だからチャンスはこの高校時代しかないっていうのに。

どうすれば私のことだけ見てくれるの? いっそ、他の人間の目の届かないところに……
やーね、最近マイナス思考ばっかり。でも、もし独占できるなら、それはどれだけ甘美で
私だけの京太郎になってくれたら、どんなに幸せだろう。

ああ、最近こんなことばかり考える。どんどんと奈落の底から何かに巻きつかれるように思考がそちらそちらへと傾いていく。
私はいつまで我慢ができるのだろう? 京太郎の笑顔が他の女に向けられることを許容できるんだろう?
多分、もう残された時間はあまりない。

その時が来たら、私はきっと……。


カン、続きそうで続かない