京太郎「…」シャリシャリ

淡「…」シャクシャク

京太郎「んー?…お、当たった」

淡「え、うそっ?」ズイッ

京太郎「ほれ」

淡「ほわー…私初めて見たよ当たり棒」

京太郎「そうなん?」

淡「うん。アイスだけじゃなくて当たりつきのものって一つも当たったことないよ」

京太郎「へー。確か照さんとかもそうらしいけど…みんな運良さそうなのになぁ…」

淡「そお?」

京太郎「そーだよ。能力だオカルトだって言ってもそもそもの運がなきゃ役に立たねーだろ。俺なんか良い配牌なんてそうそうねーぞ」

淡「それじゃ私たちって持ってる運全部麻雀につぎ込んでるのかもねー」

京太郎「あー、それはあるかも。案外辻褄合うようになってんだなぁ」

淡「つまりキョータローは神様から麻雀は止めとけって言われてるんだね」クスクス

京太郎「うるせーやい。そもそもんなことで止められたらとっくの昔にやめてるっつの」

淡「だよねー。その諦めの悪さこそキョータローだよ」ウンウン

京太郎「喧嘩売ってんのかこのやろっ」ワシワシ

淡「あわわっ、違うよー!諦めない人の所にアガり牌はやって来るってテルーが言ってたんだよぅ!」

京太郎「へー、あの人が…」

淡「漫画に書いてたって言ってたよ」

京太郎「…あの人は」ハァ

淡「ねねっ、それよりその当たり棒交換しにいこーよっ!私どんな風に交換するか見たい!」

京太郎「…ついでに何かお菓子買ってもらおうってのが8割ぐらいあんじゃねーの?」

淡「ばれた?」

京太郎「バレバレだよ。別に良いけどさ…んじゃ行く準備でもすっかぁ」

淡「やたっ、私帽子とってくるねー!」パタパタ

京太郎「そんな走るとすぐバテるぞー。どうせチャリだし別に良いけど」

――――炎天下にアイス一本では当然のごとく足りず、追加で余計な出費をしたのは別のお話。

カンッ