和「そんな私にしたのは提督ですから…」

和「まわりまわって、全部、提督の責任になるのではありませんか…?」

京太郎「ぅ」

……が、そう言われると否定出来ない。
彼女の才能を開花させたのは他ならぬ俺なんだから。
勿論、その才能は彼女自身のモノだが…しかし、それは誰でも開花させられたと言うのは正直、ちょっと悔しい。
…何だかんだで俺も和に対して独占欲を感じているんだろうなぁ。

和「ふふ…合意が得られたようで何よりです」

京太郎「あー…くそ。覚えとけよ」

和「えぇ、今回の分、どう仕返ししてくださるのか楽しみにしています…」

だからこそ、捨て台詞のような言葉を吐くしか無い俺に和はうっとりとした顔を見せる。
最中のそれに良く似た興奮混じりの陶酔は、次の情事に期待しているからこそ。
完全にマゾとして目覚めてしまった彼女にとって、俺の仕返しさえ興奮の材料にしかならないのだろう。
たった数時間前にはセックスに対して忌避感すら抱いていたはずの和が、まさかこんな事になるとは俺も思っていなかったけれど…。
京太郎「…それに夜はしっかり食べないと、和の相手とか色々とあるからな」

京太郎「提督としては、やっぱりスケベ度で和に負ける訳にはいかないし」

和「い、言っときますけれど、私よりも提督の方がずっとずっとスケベですからね」

和「最初のエッチだって食事ナシのまま夜通しでしたし…」

京太郎「それだけ和がエロかったからなぁ」

正直なところ、俺もあそこまでするつもりはなかった。
最初に和の意識がトんだところで辞めるつもりだったのである。
…が、その予定は和のエロさに覆され、結果として俺は夜通し彼女を貪る事になってしまった。
それは俺も、そして興奮に頬を赤く染める和も嫌に思っている訳じゃないんだろうけれど。

京太郎「まぁ、なにはともあれ、今日の食事、楽しみにしてるからさ」

和「…はい。その期待に応えてみせます」

そして、ユキさんとの3Pを実現するんです!
そう付け加えるのは、多分、気恥ずかしさが残っているからなんだろうな。
セックスの時はさておき、普段の和は未だ意地っ張りなところを残しているんだ。
ピロートークの最中ならともかく、シラフで俺の為に、なんてまだ言えない。
そんな和が可愛くて仕方がない俺は笑みを浮かべながら、ハンコを押し続けて……。