「あれ?竜華さん?」

竜華「え?」

京太郎「やっぱり竜華さんだ!お久しぶりです!」

竜華「須賀君!?こんなところでどうしたん?」

京太郎「怜さんが実家に用事があるみたいなのでその間時間潰しをしてたんです」

竜華「そうやったんや、けどホンマ久しぶりやなぁ」


須賀 京太郎
高校のインターハイで出会った男の子
怜が道端で倒れた時に介抱してくれた怜の恩人
性格も優しくて家庭的な理想の男の子


そして、怜の結婚相手

京太郎「ええ、ホント久しぶりですね!竜華さんはどうしてここに?あ、もしかしてデートとか?」

竜華「あはは、そんな事ないで。彼氏なんかおらんからな…」

京太郎「え~ホントですか? 竜華さんみたいな人が彼氏居ないなんて他の男は見る目ないっすねぇ…」

竜華「ふふ、そんな事言ってくれるのは須賀君ぐらいや…」

ホントに須賀君は優しい
高校の時も色々助けてくれたし怜もお世話になった
こんな子と一緒にいれたらどんなに楽しい事かって何度も思った

でも彼は怜を選んだ
彼の幼馴染みの子の話を聞くに彼は元来世話好きなのだろう
だから病弱で庇護欲の沸く怜の事をほっとけなかったのだ

だから自分は選ばれなかった

何故自分がこんな目に合わないといけないのか
病弱な怜を必死にお世話をしていた自分がこんな目に合わないといけないのか

お世話されていた怜は自分よりも早く理想の男の子と結婚して幸せだというのに
こんなのあまりにも酷いのではないか

少しぐらい自分も幸せになってもいいはずだ
目の前にいる素敵な男性のような人が自分にも居ていいはずだ

ああ…なんや簡単な事やん



竜華「…」ニヤッ

竜華「なあ須賀君、まだ時間潰しするん?」


京太郎「えっとそうですね、結構時間かかるって言ってたんであと2時間ぐらいは」


竜華「だったらうちとお茶でもせーへん?」

京太郎「え?でも竜華さん買い物してたんじゃ」

竜華「せっかく会えたんやしこのまま別れるのも寂しいやん。それに怜の事も色々聞きたいし」

簡単な事だ
彼を、須賀君を奪えばいいのだ

幸いうちには男性を惹き付ける武器がある
怜には負けない自慢の武器がある

流れるように伸びる綺麗なロングの黒髪
行き交う男達が見てくるツンと張った触り心地の良い大きな胸
細いながらも健康的でむちむちとした太もも

それに彼は大きな胸が大好きだったはずだ
高校の時もたびたび自分の胸を見ていたのだから

怜の胸も少しはあるがあれでは須賀君を満足させられないであろう


だからうちが癒してあげる

京太郎「じゃあお願いします! 俺も一人でぶらぶらするのも寂しいし」

竜華「ホンマ?嬉しいわ!」

彼も誘いを快諾してくれて自分の心の中に暖かな気持ちが芽生えてくる
そして彼の腕を取り自分の自慢の胸に当たるように腕を組んだ

京太郎「りゅ、竜華さん!? お、おもちが当たってますって!」

竜華「ふふ、久しぶりに会ったんやからこれぐらいええやん」

なあ怜、今までたくさんお世話したよね?
彼とも出会って十分幸せになれたよね?

うちも幸せになりたいんや
だから怜、うちにも幸せを、彼を

竜華「よろしくな!きょーたろー君っ!」ニコッ


あんたの旦那さんをちょーだい?

カンッ!