久「須賀くん、この夏頑張ったからこれをあげるわ」

京太郎「なんですこれ? 『何でも言うことを聞いてあげる券』?」

久「そそ、5枚つづりで部員の誰にどう使おうか自由よ、大丈夫みんなの了解は取ってあるから」

京太郎「いやあの、こんなの渡されても……」

久「嬉しいでしょ? 私はセクハラされても許してあげるわよ、ただし軽蔑するけど」

京太郎「許してないじゃないじゃないですか!」

久「誰にどこまでしてもいいかよく考えて使うのよ」

京太郎「いやいや、使いませんって」

久「誰かさんは責任さえとればいいって思ってるかも? 誰とは言わないけどね、誰とは」

京太郎「え、誰ですかそれ!?」

久「知りたい?」

京太郎「知りたいです!」

久「私の口を割らせたければその券を使うことね」

京太郎「そうやって無駄遣いさせるつもりですね? さすがは部長、油断ならない」

久「そう思いたければそれでいいわよ、ふふ誰に何をするか楽しみね」

京太郎「これ俺へのご褒美じゃなくて部長の遊びじゃないですか?」

久「全国も終わったし、今度は高校生らしく恋のゲームでも楽しまなきゃ損だと思わない?」

京太郎「それでなんで俺で遊ぼうとするんですか?」

久「好きな子には悪戯したくなっちゃうのよ、私。使ってくれるの楽しみにしてるわね」

京太郎「ちょ、部長、意味深な言葉だけ残していかないでくださいよ!
    あーもう、どうすればいいんだこれ?」

京太郎がこのアイテムをどう使って清澄内に波紋が広がるのか、それは全く別のお話


カン