小蒔「京太郎さんは私のお婿さんにします!」

霞「そんなの横暴よ」

初美「そうなのですよー、幾ら姫様でも勝手が過ぎていやがるのです」

春「京太郎は滝見が見つけた、つまり私のもの」

巴「それを言うなら彼の案内を任されたのは私ですから」

小蒔「そんなの知りません。京太郎さんは私が貰うんです」

霞「これだから神代の子は、……お婆様が言ってた通り我儘ね」

小蒔「私のお婆ちゃんも言ってました石戸のお婆ちゃんに危うく好きな人を奪われかけたって……本当だったんですね」ムー

霞「盗ったのはそっちでしょうが!」

巴「……狩宿の高祖母様の恋人をタラシ込んだのは石戸でしょ?」

春「うちの叔母さんも初恋の人を石戸に盗られたって聞いてる……」

初美「そうですよー、代々その熟れた胸で奪いやがって許されないレベルですからね」

小蒔「ふふーん、やっぱり石戸家が悪者ですね♪」

明星「待ってください! うちだって狩宿や滝見に男を盗られてますからね! 特に薄墨と本家には気を付けろとご先祖様からの忠言が残されています!!」

霞「そうね、呪術まで用いて幼児体型を維持する薄墨には脱帽よ、権力を振りかざす神代も大概だけれどね」

小蒔霞初美巴春明星「「あ?」」


京太郎「(怖いな……)」ガクブル

湧「(あはは、六女仙って普段は仲が良いんですが男が絡むと酷いんですからね……旧家だからでしょうか、代を重ねるほど深みに嵌まってドロドロの昼ドラみたいに拗れていると言いますか……)」

初美「十曽は良い子ちゃんのふりして抜け駆けするから気を付けろと言われてた通りなのですよー」

霞「全く油断できないわね」

湧「須賀さんは私と一緒になるのが一番だと思います!」


京太郎「(マジ怖いよ旧家……)」ガクガク


カンッ!