哩「ん……んーっ」ノビノビ

哩「よく寝たと……」ジャリ

哩「何……? なして鎖……」


京太郎「あ、先輩、おはようございます」

哩「京太郎……」

哩「なして私は首輪つけられとるん?」

京太郎「そりゃ、先輩が浮気しないためですよ」

哩「は? 浮気?」

京太郎「先輩、昨日いっしょに買い物に行ったとき、他の男に笑顔見せてたじゃないですか」

哩「あれはただの店員……」

京太郎「……嫌って言ったでしょ? 先輩が俺以外に笑顔を見せるの」


京太郎「でも仕方ないですよね! 先輩は誰にでも優しくしちゃうから」

京太郎「だから、今日から俺が管理してあげますね」


哩「きょ、京太郎……?」

京太郎「安心してください。先輩はこの部屋から出れませんけど、身の回りの世話は全て俺がします」

京太郎「ご飯も飲み物も俺が用意しますし、お風呂もトイレも俺が何とかします」

京太郎「身体洗うのに限らず、髪の手入れから肌の手入れまで全部俺がしてあげますから」

京太郎「先輩は、なーんにも心配することないですから」


京太郎「でも、たまには外にも出たいですよね? 運動不足になっちゃいけないし」

京太郎「部屋用のリードと首輪はいま付けてるやつですけど、外出用も買って来ましたよ」

京太郎「ほら、こっちは犬用ですよ。これつけて一緒に散歩行きましょうね」

京太郎「これからずーっと一緒ですよ、先輩」