京太郎「七夕ねー…」

数絵「あんまり興味無さそうな言い方ねぇ」

京太郎「いやぁ実際そこまで興味持てるかぁ?笹飾りに短冊かけるだけだろ?」

数絵「実も蓋もない言い方すればそうなるけど…もうちょっと情緒ってものを持ちなさいよアンタは…」

京太郎「うっせーな、情緒ぐらいもってんよ。だから星を見に行こうぜって誘ったんだろ?」

数絵「特に何の準備もしてなかったくせに、誘っただけでいばらないの!」

京太郎「へーへー。すんませんねぇ、どうも」

数絵「まったく…はい、飲み物」スッ

京太郎「お、あんがと」カシュッ

数絵「ふぅ…」カシュッ

京太郎「…………………」ゴクゴク

数絵「…………………」くぴくぴ

京太郎「なぁ数絵」

数絵「んっ…なに?」

京太郎「蒸し暑いから帰って良い?」

数絵「…アンタねぇ」

京太郎「ははっ、わりーわりー。何か間が持たなすぎてついな」

数絵「別に無理矢理持たせなくたって良いのよ…こうやって」ギュッ

京太郎「おう?」

数絵「手でも握りながら黙って空を見上げてるだけでも楽しいわよ、私は」クスクス

京太郎「…おう」

数絵「なぁに、いきなり大人しくなって」

京太郎「何でもねーよ…ほら、もうちっとこっち来い」

数絵「何よ、暑いんじゃなかったの?」

京太郎「ちげーよ。何かこう…アレがアレして…あぁもういいから寄れってんだよ!」

数絵「ふふっ、はいはい」

カンッ