久「というわけで七夕よ!」
まこ「なにが『というわけ』なんじゃ?」
和「もう慣れてきました」
咲「あはは」
優希「おおー、笹だじょ」
久「短冊いきわたったわね、じゃあみんなで書いて吊るしましょうか」
全員『はーい』
京太郎「あれ、部室に誰もいないぞ、竹……ああ、今日は七夕だっけか、どれどれ」
『一生京太郎のタコスが食べたい』
『素敵なお嫁さんになりたいです、彼の』
『雀荘に執事を常備したい』
『ライバルの多いあの子を射止める』
『ずっと京ちゃんの隣にいられますように』
京太郎「優希は相変わらずのタコス好きだな、和は……想い人でもいるのか?
染谷先輩は雀荘の経営関係か、部長は単なるノリで書いてるなこの人
咲はいい加減人見知り直せよ、じゃあ俺はっと」
『麻雀部の皆が仲良く元気に笑っているように』
京太郎「これで決まりだな、さーて買い出し買い出し」
誰の願いが叶うのか、そして女子連中はどこに何しに行ったのか、それはまた別のお話
確実に言えるのは一人の男が鈍感であることだけである
カン
最終更新:2016年08月10日 07:57