日本の真ん中あたりに位置する長野県…

いま、この四方を山で囲まれた土地に最大の危機が訪れようとしていた!!




極悪ポニテ怪人ヒロエロン「ネーキネキネキネキー!ウチの名前はヒロエロン!

             今からこの長野県の食文化に、大阪のもんを持ち込んでコラボさせたるでー!

             まずはこの野沢菜を、お好み焼きのなかにぽーいっ!」



県民A「う、うわああああ!なんてことだ!!ふわふわなお好み焼きのなかにシャキシャキした野沢菜が入ることで

   見事な食感のハーモニーが生まれてしまったああああああーーー!!!」



ヒロエロン「まだまだ続くでー!今度はこのわさびを…たこ焼きにどーん!」


県民B「ぎゃああああ!長野県の魂、わさびがああああああ!!

    たこ焼きの風味が増し、中の蛸は勿論、ソースとも相性バツグン!!

    まるで出会うべくして出会った運命の恋人のようにマッチするうううぅぅーーー!!」


ヒロエロン「ひゃっひゃっひゃ!!どうや大阪の食文化は!!」



県民C「お、おのれ怪人め!最初の笑い方をもう忘れやがって!!」


県民D「このままでは…長野県のやせた土地が生んだ侘しい食文化が華やかになってしまう…!!

   だ、誰か……何とかしてくれーー!!」

ヒロエロン「無駄や無駄ァ!このまま長野県は新たなグルメ県として生まれ変わるんやー!

      この作戦を止められる奴なんかおらへん!!」


??「いるさ!ここにひとりな!」


ヒロエロン「ムッ、誰や!」



??「貴様のような悪党に名乗る名などない!とおっ!」シュタッ クルクルクル


ヒロエロン「ヌゥッ」


キョウタロー「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!俺は悲しみの王子!

       カピバラレンジャー、天ハンドボール星…キョウタロー!!お呼びとあらば即参上!!」


ヒロエロン「結局名乗ってるやんか!?しかも元ネタばらばらすぎやで!統一せいや!!」ガビーン


キョウタロー「これ以上、貴様に好き勝手にさせるわけにはいかん!」


ヒロエロン「ふふーん、やれるもんならやってみぃ

      こっちには食べ物質がおるんやでぇ?」


キョウタロー「なにぃ!?」


ヒロエロン「それ以上近づくと、この信州そばを関西風の薄味つゆのなかに入れてまうで~?」


キョウタロー「おのれ卑劣な!そんなことをすれば長野県のそばの特徴である香り高さを殺すことなく、
       そば本来の味わいを際立たせてしまう!!

       こうなったら……!!」

ヒロエロン「さあ、早く降伏宣言をするんや!
      『ヒロエちゃんはかっこよくて、頭もよく、品行方正で、絹よりもおっぱいの大きい超絶美少女ですぅ』と!」


京太郎「洋榎さん、後ろに雅枝さんいますよ?」

洋榎「うぇっ!?堪忍してぇ!!もう二度とオカンと絹の眼鏡こっそりすりかえたりせぇへんから~!!」


キョウタロー「とおっ!信州そばは返してもらうぞ!シュ」バッ

ヒロエロン「あっ、嘘やったんか」ホッ


キョウタロー「よし、今だ必殺!!『女の子の顔をシャツの中に入れる攻撃』ー!!」

ヒロエロン「わぷっ?! っ!!?」



説明しよう!
『女の子の顔をシャツの中に入れる攻撃』とは、自分のシャツをまくりあげて、
その中に相手の女の子の顔をすっぽりと入れてしまう技なのだ!

特にキョウタローのように背が高く、スポーツマンな美少年がやることで、その威力は増し、
更に相手がキョウタローに想いを寄せていた場合は、まさに必殺となる!



ヒロエロン「う……うちのじんせいに…いっぺんのくいなしやでぇ……///」ヘニャヘニャ


県民A「やったぞ!怪人を倒したー!」

県民B「ありがとうキョウタロー!」

県民C「よーしみんな!今からとろろかけご飯パーティーだー!」

県民D「よっしゃー!」



こうして長野県の食文化は守られた…


だが、また新たな他県の食文化がやってくるであろう

負けるなキョウタロー!頑張れキョウタロー!




キョウタロー「たこ焼きにわさびか…帰って試してみよう」


カンッ