京太郎「急にドライブなんてどうしたんですか?」

智美「ワハハ―、嫌だったか?」

京太郎「いえ、嫌なんかじゃないですけど」

智美「だったらいいじゃないか。と、そろそろ休憩するか?」

京太郎「ですね、じゃあ次のサービスエリアに入ります?」

智美「うーん、そこって何か美味しいものあるかな?」

京太郎「どうですかねー? まぁ、それは行ってのお楽しみにしておきましょうよ」

智美「それもそうだなー じゃあ行ってみるかー」

京太郎「了解ですー」


………
……

京太郎「ふんふむ、ここはあんずのソフトクリームが有名らしいですね」

智美「おぉ、美味しそうだな。 それにしようか?」

京太郎「分かりました、じゃあ俺買ってきますね」

智美「ワハー じゃあ待ってるぞー」

智美「ワハハ……」



京太郎「お待たせしましたー、買ってきましたよー」

智美「おー お疲れさん、景色もいいし外で食べようか」

京太郎「おぉ、本当にいい景色ですね。夜景とか凄そうだ」

智美「じゃあ帰りに夜景見に寄ってみようか?」

京太郎「帰りは道の反対ですし見れるかどうか分かりませんよ?」

智美「むぅー それもそうかー……」

京太郎「そんなことより早く食べないと溶けちゃいますよ。はい智美さんの分」

智美「ありがとう」

京太郎「……」モグモグ

智美「……」ペロペロ

京太郎「……で、今日はいったいどうしたんですか?」

智美「…どうって?」ペロ…

京太郎「急にドライブ誘ってきたこともですけど、なんだかずっと元気がないようなので」

智美「そっか、バレちゃってたか」

京太郎「はい、いつも元気いっぱいなのに今日は全然ですよ。 バレバレですって」

智美「そうか……」

智美「………あのな」

智美「最近、私が京太郎の彼女ってやっぱり似合わないんじゃないかなって思っちゃってな」


京太郎「そんなこと」

智美「私は色々めんどくさい女なんだよ。 京太郎はカッコいいし、京太郎の周りには可愛い女の子がいっぱいだし」

智美「いっつも思うんだよ、私なんかより京太郎に相応しい子はいるんじゃないか? って……」

智美「でも別れたくないんだよ。今日だってドライブデートに誘うのに凄い緊張して、運転中もドキドキしっぱなしで事故っちゃうかと思ったくらいだ」

智美「そんな感じで悩んだりドキドキしたりでな……」

京太郎「……」

智美「面倒くさいだろ? こんな女」

京太郎「 」スッ

智美「京太郎?」


智美「――!!」

智美「――プハッ」

智美「きょきょ京太郎!! 今///」

京太郎「バカな事ばっかり言ってたんでちょっと黙ってもらいました」

智美「だからってこんな人もいるとこで!///」

京太郎「だったらもうバカな事言いませんか?」

京太郎「俺は智美さんの彼氏で、智美さんは俺の大事な彼女です。 俺の周りに女の人がいようがいまいが変わりません」

智美「京太郎……」

京太郎「貴女が嫌だなんて一言も言ってないでしょう? 不安になったら言ってください」

京太郎「そしたらすぐに貴女がどれだけ好きかを嫌ってほど聞かせてあげますから」


智美「そっか、私の考えすぎだったんだな」

京太郎「そうですよ、まったくもう」

智美「ワハハ― でも嫌ってほど聞かせてもらうのは無理だなー」

京太郎「え?」

智美「どれだけ愛を貰おうが、嫌な気持ちになんかなったりはしないよ///」

智美「それどころか、こっちからもどれだけ君が好きかを言い返してやるよ///」

京太郎「ははっ」

智美「ふふっ」


京太郎「……夜景」

智美「え?」

京太郎「いつかまたここに来ましょうね、今度は夜景を見に」

智美「……うん、そうだな」

智美「その時はまた私が車でつれて来てあげるよ」

京太郎「ははっ 安全運転で頼みますよ」

智美「ワハハ― 任せとけ!」



カン