久「ねえ咲、あなた最近調子に乗ってない?」
咲「は? いきなりなんですか部長」

久「確かに、確かにうちで一番強いのはあなただと認めているわよ
  勝率も点数調整能力でもあなたに敵う子はうちにはいないわ、だからこその大将だし
  でも、ちょ~っと須賀くんを独占しすぎじゃないかしら?」

優希「異議なしだじぇ部長!」
和「咲さんと同じくらい須賀くんに手間をかけさせている優希が言っても説得力は……」
まこ「それに久も京太郎をこき使っとるじゃろ?」

久「ちっちっち、それは違うわ、私が言いつけているのは部の用事であり全員のため
  優希はテンションがそのまま成績に直結するから仕方のない部分はある
  で~も、咲は別に須賀くんである必要はないわよね? 迷子防止ならだれか一人ついていればいいんだし」

和「一理はあるかもしれませんが」
まこ「お得意の詭弁じゃろ?」

久「あのね、私は別に自分が須賀くんとイチャイチャしたいとか、あはんうふんなことをしたいとか言ってないわよ」

優希「言ってるじぇ」
和「言ってますね」
まこ「どう聞いても言っとる」

咲「えっとその、すみませんが否定できません」
久「でしょ? 咲が須賀くんを独占してるのは本人も認めるところのようね」

咲「ええ!?」
まこ「今意図的に咲の返事を曲解したのぉ」
優希「ある意味尊敬だじぇ」
和「開いた口がふさがりません」

久「というわけで、須賀くんにはこれからこのシフト通りに全員を担当してもらうことにするわ」
優希「おお、見事に5等分だじぇ!」
和「騙されてはいけません優希、ここの部分を見てください」
まこ「夜の担当が久になっとるのお、全部」

久「あら、これは須賀くんに夜はゆっくり休んでほしいという部長としての心遣いよ、他意はないわ」

まこ「なら夜を全員に配分しても問題はないはずじゃな
   仕方ないのー、久だけ京太郎との時間が取れないのはかわいそうじゃ、全員で受け持つとしようかの」

久「ちょっとまこ、せっかく作ったのに何するのよ!」
和「他意がないならむしろ嬉しがる部分では?」
咲優希「じー」

久「くっ、しかたないわね、ここは引いておくわ」
久(残念だけどそれは見せかけのトラップよ、みんなの意識は見え見えの夜のシフトに集中させるためのね
  本命は休日を誰の担当にもしてない部分、つまり先に休日の約束を取り付ければ丸一日私のものになるのよ!)

京太郎「たでーまー、飲み物冷蔵庫に入れときますね」

咲「お帰り京ちゃん、今度の休みなんだけどね新刊がたくさん出るんだ」
京太郎「つまり荷物持ちをしろってことね、分かりましたよお姫様」

久(なん……だと……)


カン