京太郎「あれー?」ゴソゴソ

淡「どったのキョータロー?」ゴロゴロ

京太郎「や、俺の棒アイスが無くてなぁ…」

淡「棒アイス?」

京太郎「うん」

淡「あー…ごめん、さっき食べちった」

京太郎「えぇ、マジかー…」

淡「代わりにカップアイスあげるから許してくれめんすー」ゴロゴロ

京太郎「全然謝る態度じゃねえよな…もらっとくけど…おぉ、シャビィじゃん。懐かしい」

淡「昨日スーパーで偶々見つけたんだー。レモンとオレンジ好きなの食べて良いよー」

京太郎「んじゃありがたく…ここは王道のレモンだな」

淡「そー言えばさー」

京太郎「んー?」シャクシャク

淡「何かそれと似たアイスなかったっけ?名前忘れちゃったけど」

京太郎「サクレか?」

淡「あー、そうそうそれそれ」

京太郎「それがどうかしたのか?」

淡「どっちが美味しいのかなーって」

京太郎「んー…」シャクシャク

淡「……」

京太郎「あんま買わんねーんじゃね?」

淡「そっかー」ノソノソ

京太郎「?」シャクシャク

淡「あーん」

京太郎「……」シャクシャク

淡「あーーん」クイクイ

京太郎「…さっき食ったんだろ?」

淡「キョータローが食べてるから食べたくなった」

京太郎「オレンジあるぞ?」

淡「今キョータローが食べてるのがいいのー!早くくれないとその薄切りレモン食べるぞー!」

京太郎「そりゃてーへんだ。ほれ」スッ

淡「あむっ……んー♪すっぱうまー」

京太郎「疲れてるときとか汗かいた日に最高だよなこれ」

淡「あー、レモン蜂蜜漬けだっけ?」

京太郎「そそ。中学の部活の時に食ったのがすげぇ美味くてなー」

淡「えー?あんま美味しくなくない?」

京太郎「疲れた時に食うもんだからなぁ……汗だらだらかいてる時に摘まむ一枚がもう最高に美味ぇの」

淡「ふーん……」

京太郎「ま、汗はかいてなくても疲れてる時には最適だし今度部室に持ってってやるよ」

淡「ほんと!?」

京太郎「ほんとほんと」

淡「やたっ、楽しみにしてるからね!」

京太郎「一応言っとくけどお前一人の分じゃねえからな」

淡「わかってるってばー♪」

京太郎「ホントかねぇ…」

―――後日、他の部員たちに予想以上に人気が出て専門班が出来たのはまた別のお話―

カンッ