憧「きょう…たろう?」
京太郎「ん?どうした憧?」
憧「(なんでこんな近くに京太郎が…?)」
憧「(あっそうか…。夢なんだこれ…)」
憧「(夢なら…。いいよね…?)」
京太郎「お、おい憧?」
憧「えへへ~京太郎いい匂い~」
憧「もっとぎゅーってしちゃおーっと」
京太郎「な、なんだ?!?どうしたんだ憧!?」
憧「好き~。京太郎大好き~」
京太郎「ホントどうしたんだよ憧!?わけがわから…」
穏乃・咲「「あ!?」」
京太郎「あ゛!?」
穏乃「えぇ―!?覚えてないの?!」
憧「し、知らないわよそんなの!てか、私が京太郎に抱き着くなんてありえないし!」
憧「(え!?何それ嘘でしょ?そんな事してたら私どんな顔であいつに会ったら…)」
穏乃「でも残念でした♪そう言われると思って携帯で写真に撮っといたんだ!」
穏乃「ほら、これ!」
憧「な!?ななななななななななな」
憧「なななななななななななな」
京太郎「あー。憧?」
憧「ウェ!?きょ!きょきょきょきょきょきょきょ」
京太郎「とりあえず落ち着け…。ほら、深呼吸」
憧「ぐっ!?すーはーすーはー!ゴッホゴッホ!!」
憧「も、もう大丈夫…。落ち着いた…」
京太郎「そ、そうか…。あー、その…」
憧「……。好きよ、京太郎」
京太郎「えっ?」
憧「ずっと言えなかったけど、私はアンタが好き」
憧「あーあ。もっとちゃんと舞台を整えてから告白するつもりだったのに」
憧「こんな形でなんて…、かっこ悪い…キャ!?」
憧「きょ、京太郎?どうしたの?急に?」
京太郎い、いや…。俺も…。俺も好きだよ?」
憧「えっ?」
京太郎「あーあ。情けないなぁ」
京太郎「ホントは先に、もっとロマンチックに告白するつもりだったのに、全部憧に言われちまった」
憧「え…?嘘でしょ…?私の事、からかってるんでしょ?」
京太郎「憧…」
憧「あっ…」
京太郎「これから、よろしくな」
憧「う、うん!」
カンッ
最終更新:2016年07月30日 08:11