京太郎「パスタ食べたいって言うとお高くとまってると言われる風潮」

咲「あるねぇ」

京太郎「何でだろうな、アレ」

咲「うーん…あっ、あれじゃない?ほら、ハイカラなものに拒否反応を示す人っているじゃない」

京太郎「お前はハイテクなものに出るもんな」

咲「うるさいよ!今関係ないでしょ!…とにかく、そういう人にとってはお高くとまってる様に見えるんじゃない?」

京太郎「ほーん…パスタなんてお高いどころか俺らにとっての米みたいなもんらしいんだけどなぁ」

咲「あぁ、あとそれもだね」

京太郎「それェ?」

咲「京ちゃん今言ったじゃない。『パスタは私達にとってのお米だ』って」

京太郎「まぁ言ったな」

咲「そのグローバル?感が駄目なんだと思うよ」

京太郎「ほーん?」

咲「意識高い系?って人たちがさ、インセンティブだのウィンウィンだのって言いながらおしゃれなカフェでパスタ食べてるんだよ?」

京太郎「それは…鬱陶しいな」

咲「でしょ?それでパスタもなんとなく敬遠しちゃったりするんじゃない?」

京太郎「ちっとはわかるような気もするけど…食わず嫌いって感じもしねぇでもねぇなぁ…」

咲「そこから先はもう個人の価値観だよ?ずっと親子喧嘩してたグルメ漫画のお父さんの方ってすごい美食家だけど

  『美味しいものをより美味しく味わえて羨ましい』って思うか『ジャンクフードを美味しく感じられないのは嫌だ』って思うかだって人それぞれじゃない?」

京太郎「俺は後者だなぁ」

咲「それは私も。って言うか前者の人ってすごく少ないんじゃないかな」

京太郎「龍門渕さんは…両方だなぁ」

咲「両方だねぇ」

京太郎「あの人すっげぇ人生楽しそうだよな」

咲「その分周りの心労は凄そうだけどね…」

京太郎「お前の迷子に対する俺の心労もな」

咲「だからうるさいよ!」

カンッ