京太郎「…」ピッ、クルッ キュッ…

久「…」

京太郎「…!」パシュン

ティッシュ箱「」パコン

久「おー」パチパチ

京太郎「どーもどーも」

久「輪ゴムの指鉄砲なんて久しぶりに見たわねぇ。しかも真っ直ぐに飛ばせるなんて」

京太郎「小中はこういう下らないことに夢中になりますからねぇ」

久「それは高校も同じじゃない?」

京太郎「それは言わない約束ですっと…ほっ」パシュンパシュン

ティッシュ箱「」パコン パコン

京太郎「っし!」グッ

久「両手撃ちかー、やるじゃない」パチパチパチ

京太郎「無駄な時間を費やしたことでこんなこともできるようになったんですよ…っと!」ポーイ

久「箱を投げて…?」

京太郎「!」クルッ キュッ…

久(そっか、撃ち抜くつもりね)

京太郎(狙い通り!これで…!)


ガラガラ…

和「すみません、忘れ物が…いたっ」パコン

久「あ」

京太郎「あ」パシュン

和「な、何が…わぷっ」ペチン

久「…」

京太郎「…」

和「…輪ゴムに、ティッシュの箱ですか」

京太郎「…すまん」

和「…」ヒョイ グググ…

京太郎「の、和?それ人に向けると危ないから…」

和「黙って立っててください」ググググ…

京太郎「はいッ!申し訳ありませんでしたッ!」ビシッ

和「…!」パシュン

久「痛っ!?」ペチン

京太郎「!?」

和「あ」

久「痛ぅ~…何でこっちに飛ばすのよ…」

和「すみません…狙いが…」

久「慣れないことするからでしょうに…狙いなんてねぇ、こうやって右手の小指に引っ掛けて親指の外側を回ってねぇ…」クルッ ググググ…

京太郎「いやだから人に向けちゃ」

久「輪ゴムを引っ張ってる左手の親指でつけりゃいいのよ」バシュン

京太郎「いっで!?」バチン

和「なるほど、こうですか」クルッ バシュン

京太郎「だから俺を狙うな痛ったい!」バチン

久「制裁よ制裁。甘んじて受けなさい」バシュン バシュン

和「…」バシュン バシュン

京太郎「いたたたた!!痛いって…言ってんだろうがぁ!」パシュンパシュン

和「わっ」ペチン

久「おっと」パシッ

京太郎「黙ってやられる俺だと思うなよ!伊達に輪ゴム指鉄砲に小中の学生生活かけてねぇぞ!」パシュンパシュン

久「そっちこそこっちは二人がかりってのを忘れんじゃないわよ!」バシュン

和(何で私も巻き込まれてるんでしょうか…割りと楽しいですし良いんですけど)バシュン

この後お互いが冷静になるまでの小一時間ほど、部室内では輪ゴムが飛び交っていたそうな…

カンッ