姫子「どっち!」
哩「どっち!」
京太郎「……えっと」
煌「おやおや……なんですこれ?」
仁美「ポッ○ーか」
美子「トッ○か」
煌「なるほど……また無益な争いがってことですか」
姫子「トッ○!」
哩「ポッ○ーやけん!」
京太郎(どっちも好きなんだけど……両方じゃ駄目だよな)
煌「お困りですね」
仁美「んっ……正直どっちでもよか」
美子「なんだけど……そうはいかないからね」
京太郎「う~ん……」
姫子(こんままじゃ、駄目。好いとーと言わせんと……そうだ!)
姫子「京太郎、あーん!」
哩「ずるか!」
京太郎「(味わって決めろってことか……)頂きます」
姫子「そこでストップ!」
京太郎「うむ?(まだ端っこしか食べてないんだけど)」
姫子「あむっ♪」
京太郎(端っこを食べた!これって!!)
哩「!?」
姫子「……ちゅ」
京太郎「むぐっ!?」
哩「あーっ、あーっ!」
京太郎「はぁ……やられた」
目の前には姫子先輩の顔だけが映り込む。
すぐに離れようとするも腕を首に回され動けない。
どうやら策に嵌ったようだ。
姫子「うん……京太郎、どっちが好いとー?」
京太郎「俺は……」
結局この後、決着が付き哩先輩が拗ねた。
それを姫子先輩と慌てて慰めたのは別のお話だ。
カンッ!
最終更新:2016年07月23日 11:29