京太郎「へー、事故とか事件に巻き込まれても助けてくれる」

爽「そ。パウチカムイってんだけどさ」

京太郎「へー…」

爽「…なにさ?」

京太郎「それあれっすかね、カムイをパウチしてんすかね?」

爽「は?」

京太郎「神通力的なのをパウチして必要なときに開けるとか。いやー、便利になったもんすねぇ」

爽「そんなのじゃないよ!?」

京太郎「じゃあなにパウチしてんすか?」

爽「パウチカムイでひとつの言葉だよ!パウチから離れなよ!」

京太郎「はあ…でもあれっすねぇ」

爽「なんだよ」

京太郎「パウチの話してたらカレー食いたくなってきましたね」

爽「パウチから離れてって言ったばっかじゃん!」

京太郎「俺は中辛と辛口を混ぜたのが好きですね」

爽「聞いてないそんな細かい好み!」




京太郎「しかし、パウチカムイってあれですよね」

爽「なにさ!」

京太郎「いや、ユキが好きそうじゃないですか。『かっこいいですね』って目ぇキラキラさせて言ってたんじゃないっすか?」

爽「あぁ、まぁそれは…」

由暉子「京太郎くん、それは違います」ヒョコッ

爽「!?」

京太郎「お、ユキ」

由暉子「『かっこいい』ではなく『格好いい』です。この業界は細かいニュアンスが大事ですから」

爽(どの業界だよ!)

京太郎「ほうほう。覚えておこう」

由暉子「それでは、また後程」スタスタ

爽「…なあ」

京太郎「なんすか?」

爽「もしかして、今のを言う為だけに?」

京太郎「それだけ大事だったんじゃないすか、業界的に」

おちなしカンッ