京太郎「誕生日おめでとう、穏乃」

穏乃「ありがとね、京太郎。これで一年近く私の方がお姉さんだね」エッヘン

京太郎「の割には、ちーさいけどな」

穏乃「むぅ。気にしてないけど気にしている事を…」グヌヌ

京太郎「いや、どっちだよ?それにしても、誕生日早いよな」

穏乃「そうなんだよ。この時期だと、クラス替えがあると仲良くなった頃には、誕生日が過ぎちゃってるんだよね。
   そうでなくても、忙しい時期だからなかなか祝ってもらえなかったりするし」

京太郎「それはちょっと寂しいな…」

穏乃「う~ん。まぁ、憧とか家族には祝って貰えてたし、慣れちゃってるし。
   それにこれからは京太郎が祝ってくれるんだよね?」

京太郎「あぁ、毎年祝ってやるよ」

穏乃「うん♪これからずっとよろしくね♪」

槓!

灼「京太郎、今日は何の日?」フッフー

京太郎「今日?今日は4月8日……あっ!」

灼「そう、ようやく気づいたね。今日は4月8日、ハルちゃんの日だよ」

京太郎「え……シズの誕生日じゃないんですか」

灼「それは半分正解。もう半分の正解はハルちゃんの日、ハルちゃんのハルは晴れの「晴」って書くけど読み方では春夏秋冬の「春」と同じ。つまり暦の上の1月から現代の気象学上で春と言われる5月まではエブリデイハルちゃんの日……」

京太郎「なんてこった、まるで亀仙人の誕生日じゃないか!」

京太郎「そんな事実があったとは……」ガクッ

憧「いや、ないから。事実無根だから。正解は100パーシズの誕生日よ」

京太郎「だっ、だよな!安心したぁー」

憧「で、もう買ってあるの?」

京太郎「は?何を?」

憧「シズの誕プレ」

京太郎「買ってないこともない……こともナイです、ハイ」

憧「そうだと思って用意しといたわよ」ドン

京太郎「お、でっけえプレゼント箱だなー」

憧「でっしょー?人ひとり入る箱探すの大変だったんだから」

京太郎「……人?一体何を入れるんだ?」

憧「そりゃあ、決まってるじゃない」

灼「京太郎だよ」ゴスッ

京太郎「エッ」

ドサッ

きょうたろう は しんだ!

憧「ちょっと血が出てるけど、大丈夫……よね」

灼「死なない程度に手加減したから安心して、早く箱詰めして持って行こう」ズルズル

憧「ま、須賀がそう簡単に死ぬわけないしね」ズルズル

穏乃『誕生日プレゼント?んん~……京太郎が欲しい……あっ!いやいやウソウソ!新しいトレッキングシューズとか欲しいな!なんて!』

憧「ってシズが言ってたし喜ぶわよね!」

京太郎(それなら、後者で良かったんじゃ……)チーン

カン!