京太郎「待たせたな優希」

優希「待ちくたびれたじぇ、犬!」

京太郎「進化した俺のタコスを食べてみやがれ、その減らず口も打ち止めだぁ!!」

ダヴァン「ほう、タコスですカ」

優希「む、お前は臨海のアメリカン……捨てられた犬のように物欲しそうな目をしても敵にやるタコスはないからなッ!」ゴツッ

京太郎「失礼しました。余分にあるので欲しいなら差し上げますけど?」

優希「叩くなんて酷いじぇ……DVで訴えるわよ、あ・な・た?」

京太郎「そんな強く叩いてないだろう?」

ダヴァン「ハハハ、好意は嬉しいデスが、ラーメンを食べたので大丈夫デス」

優希「その割りには食い入るように見ていたじょ」

ダヴァン「母国ではよく食べていたノデ、少し懐かしくテ」

京太郎「アメリカはメキシコと国境を接していますもんね」

優希「ふむ、ラーメン教徒は呪われたタコス民でもあったのか」

ダヴァン「タコスは好きデスが、ソフトよりハードの方が好みですけどネ」

京太郎「ハード? ソフト?」

優希「はぁ、犬はまだまだな」

ダヴァン「生地のタイプデス。個人的にはハードの方が好きデスヨ」

優希「アメリカではタコスと言えばハードが基本だったか?」

ダヴァン「そうデース。そのタコスはソフトデスね」

京太郎「へえ、生地にも種類があったんだな。今度、ハードってのも作ってみるか」

優希「うむ、精進してバリエーションを増やせよ」

ダヴァン「ハードなら私も食べたいデスね」

優希「アメリカ人なら、メヒコにも行ったことがあるのか? 本場のタコスはどうなんだじぇ?」

ダヴァン「メキシコには行きましたが、どこでもタコスは売ってマス。屋台も豊富デシタよ」

優希「うむ、やはり一度は行ってみたいな」

 京太郎をそっちのけで食道楽談義に花を咲かす二人。


カンッ!