京太郎「和、好きだ付き合ってくれ!」

和(急な呼び出しで何かと思いましたが、……今日は4月の始めでしたね)

京太郎「一目見たときから、和が好きなんだ」

和(もしかしたら、どこかから優希や咲さんが隠れて覗いているのかもしれません)

和「良いですよ」

和(ふふ、私なら騙せると思ったのなら間違いです! その嘘に乗ってあげましょう!!)

京太郎「や、やった、やったッ、やったぞぉぉおッ!!」

和(それにしても須賀くんは演技が上手ですね)

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和「それが切っ掛けでしたね」

憧「あいつもタイミングが悪いけど、あんたも普通は気づくでしょう?」

和「お、おかしいとは思ったんですよ? ……随分と経ってからですけど」

穏乃「う~ん、今も交際しているってことは、和は彼のことが好きなんだよね?」

和「ええ、最初は何とも思っていなかったんですが、好きになっていたというか……」

玄「なんだか歯切れが悪いよ和ちゃん?」

和「勘違いだって分かってから、元々付き合っていたわけではないんですが、一度別れているんですよ」

憧「どういうことよ?」

穏乃「ん?」

和「認識の齟齬が判明した時は彼を特別に思っていなかったんです」

憧「それで別れたわけね」

玄「恋人だと思っていた相手から何とも思われていなかったなんて知ったらショックだろうね」

和「あの時は京太郎くんも随分と落ち込んでました。人って弱っているときに慰められると脆いんですよね……」

穏乃「和が彼を好きになる何かがあったの?」

和「彼のことが好きな友人たちがアプローチし始めたんです」

憧「ドロドロね」

和「それを見て嫉妬している自分に気づいたんですよ」

穏乃憧玄「「「へえ」」」ニヤニヤ

和「彼を盗られるのが嫌で今度は私から告白しました」

和(嘘から始まり真実に変わる……今では私の方が彼に執着しているんですから、人生は不思議です)

カンッ!