京太郎「はあ……」
和「緊張しているんですか?」
京太郎「そうだよ」
和「心配しなくても大丈夫ですよ、多分」
京太郎「……」
和「私だって京太郎君のご両親に挨拶した時は緊張しましたよ?」
京太郎「和の両親は俺の家と違って真面目そうだからな、凄く不安だ」
和「父はともかく、母はフランクな方だと思いますけど」
京太郎「じゃあ、義父さんにはやっぱり娘はやらんとか言われるのか? 和、服装とか変じゃないよな? 土産物はこれで大丈夫か?」
和「今日も何時も通り格好いいですし、父たちの好きなお菓子ですから問題ありません」
京太郎「そうか?」
和「はい」
京太郎「よ、よし、それじゃあ行くか」カチコチ
「和はいったいどんな子を連れてくるのか楽しみね」
界「ろ、録でもない男かもしれない。あ、あの子はきちんとしているが子供っぽい所もあるだろう? 騙されていたりしないかな? 心配だ、いつかはこんな日が来ると思っていたが……和、和は、娘は大丈夫か? どんな風に話せば良いだろうか……」オロオロ
(むしろあなたの方が大丈夫かと問いたいわね。緊張し過ぎよ)
カンッ!
最終更新:2016年07月22日 22:26