京太郎――本名、須賀京太郎の母親は彼が10歳の時に目を患いそれが元で亡くなった。

京太郎の父は優秀なカピバラ調教師だったが息子を可愛がろうとしない男で

妻が死んでからはますます京太郎に関心を持たなくなった。

その内、京太郎は学校に行かなくなり友達の家で寝泊まりしたり万引きした商品で夕食をすます様になった。

『この世で最も大切な事、それは友情だ!』京太郎はこれを人生で大切な事と考えた。

だがある日、彼は信じていた親友によって強盗犯の罪を擦り付けられ一年間少年院に入れられてしまう。

一年後、少年院から出所した京太郎は目を患っていた――罪を認めないばかりか何も喋ろうとしない京太郎に

警察がいらつき、殴った傷にばい菌が入ったのだった。

そして町に戻った京太郎に待っていたのは根も葉もない噂だった。

『あいつの目の病気は母親譲りだ!伝染るぞ!あいつに近づくな!!』

母親の目の事は親友にしか話していない事だった。京太郎は絶望した。

親友だと思っていた人間に裏切られただけでなく、自分もやがて母親と同じ運命を辿るのでは、と。

行く所も頼る所も信じられる人間もいない、この日から彼は路地裏でカピバラの様に生活をする様になった。

京太郎は15歳にして人生を捨てていた。

ある日、京太郎がレストランの裏でゴミ箱を漁っているとそれを一人の少女が見つけた。

少女の名は『衣』と言った。

彼女は京太郎を連れてレストランに入るなり、テーブルの脇に控えていた執事風の男性に向けて叫ぶ様にこういった。

衣「ハギヨシ、こいつにエビフライを食べさせたいのだが構わんな!」

ハギヨシと呼ばれた男性は何か質問をするわけでもなく、京太郎に軽蔑の目を向けるわけでもなく、

たった今運ばれてきたばかりの熱々のエビフライを薄汚い小僧の前に差し出した。

食事が終わると京太郎は病院に運ばれ入院させられた。

適切な治療と栄養を取ると目の病気は良くなり、一月が経つ頃には京太郎はすっかり健康になった。

病室で京太郎は思い切ってハギヨシに尋ねてみた。

京太郎「なんで、オレにここまでしてくれるんです?」

ハギヨシは質問には答えず、感情を込めない声でこう答えた。

ハギヨシ「君がそうしたいのならばしばらくは私の部屋で泊まっても構いません。

    ですが帰る家があるなら帰りなさい。そして学校にも通うんです。いいですね?」

京太郎「家には帰りたくないです!お願いします、オレをあなたの所で働かせて下さい!」


ハギヨシ「やかましいぃっ!!甘ったれるんじゃねぇぞこのガキが!!もう一度同じ事を言ったらテメーをぶん殴るッ!!」


男は突然、同じ声優とは思えない声色で京太郎を怒鳴りつけた。

――退院後、京太郎はハギヨシに言われた通り家に帰り、学校にも通う様になった。

だが、今更父親に気持ちを許せるはずもない。それよりも、いつも考えるのは彼のあの言葉だった。

「あの人はどうしてオレの事を本気で怒ったんだろう?あの人には何の得にもならないのに…」

「あれは、親父や教師がオレを怒る時とは違う。マジにオレの為に怒ってくれていた」

「男っていうのはああいう人の下で働くものだ!」

もう、誰も京太郎の気持ちを止められる者はいなかった。

彼は半年後、ハギヨシに内緒で龍門渕の門を叩き………執事の試験に合格したのだった



※  ※  ※

京太郎「………あの、智紀さん。なんスかこれ」

智紀「須賀くんがうちに来た経緯を纏めてみた」

京太郎「いや、うちのお袋バリバリ元気ですって!!親父もネグレクトとかじゃないし!!

なんでオレ少年院に入れられてんの!?

   つーかこれアレでしょ!?ジ○ジョ第五部の丸パクリじゃないスか!」

ハギヨシ「おや、とするとポジション的に私はブチャラティになるのでしょうか?」ヒョコッ

京太郎「いや、ハギヨシさんは中の人がモロ承○郎ですし」

一「うーん、これだと衣はフ○ゴポジション?

 だとすると途中でみんなと別れて出番終了、みたいになっちゃうよね」

衣「なに?!こ、衣はまた一人になるというのか…」プルプル

純「ならねぇから安心しろって。えーと須賀がナラ○チャだったらオレは…ミスタあたりか?」

透華「なら私はさしずめジョ○ノですわね!」

一「えーと、それじゃ僕はアバ○キオかなぁ。不正して挫折した過去とかそれっぽいし」

智紀「つまり一のアバ茶を透華が飲み干す事に…フヒッ」

京太郎(つーかこれ殆ど物語終盤で死んでる奴ばっかりじゃねーか……)

カンッ