部室にて


京太郎@ベッドの上「誰も来ねーなあ……」

京太郎@ベッドの上「……」

京太郎「んあ゛ー」ゴロゴロ

京太郎@ベッドの上「……暇だ」ゴロン


ガラ……


京太郎@ベッドの上(お、誰か来たか)

??「……」トテトテ

京太郎@ベッドの上(あーこの足取りは咲っぽいなー)

咲「何やってるの京ちゃん」ヒョコッ

京太郎@ベッドの上(やっぱ咲か)

京太郎@ベッドの上「見りゃ分かるだろ、寝てる」

咲「そりゃあ、まあ……他のみんなはまだ?」

京太郎@ベッドの上「おう」

咲「そうなんだ。図書館寄ってから来たから、てっきり私が最後かと思ったけど」

咲「京ちゃん少しスペース開けて」

京太郎@ベッドの上「ん」ゴロン

咲「よいしょ」ストン

咲@ベッド端に腰かけ中「……」ゴソゴソ

京太郎@ベッドの上「何やってるんだ?」

咲@ベッド端「待ってる間、借りてきた本でも読もうかなって」

京太郎@ベッドの上「あー、じゃあ悪いけど俺にも一冊貸してくれねーか?」

咲@ベッド端「読むの?」

京太郎@ベッドの上「このまま寝てても暇を持て余すばっかだしな」

咲@ベッド端「まあいいけど……どんなのが読みたいの?」

京太郎@ベッドの上「んー、じゃあ咲のオススメで」

咲@ベッド端「えー……じゃあ、はい」ヒョイ

京太郎@ベッドの上「おーサンキュー……って、なんだこの本!? 鈍器になるレベルの厚さじゃねーか!」

咲@ベッド端「推理小説だから、京ちゃんでもわりと読みやすいかなって……」

京太郎@ベッドの上「いやいや、さすがにこれは無理だって。もっと薄いのないのか?」

咲@ベッド端「じゃあ……これとか」ヒョイ

京太郎@ベッドの上「……これも500ページ近くあるぞ、おい」

咲@ベッド端「一応、借りた中ではそれが一番薄いんだけど」

京太郎@ベッドの上「」

京太郎@ベッドの上(……いよいよもって暇だな)

京太郎@ベッドの上「……」ゴロン



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     /: : : : : : : : 読書中: : : : : : : : : : : : : ::.
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京太郎@ベッドの上(咲は完全に読書モードに入っちまったなぁ……)

京太郎@ベッドの上(……)

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   京太郎 '、 `‐ニエエソ´
         `'==''ソ
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咲@ベッド端「ふひゃぁ!?」ぞわぞわっ

京太郎@ベッドの上「おー、いい反応」

咲@ベッド端「もう、何するのいきなり!」

京太郎@ベッドの上「いやー、目の前に背中がありゃ指でツーっとやりたくなるのが人情ってもんだろ。不可抗力だ不可抗力」

咲@ベッド端「全くもう……。あのねぇ京ちゃん、一応言っておいてあげるけど、こういうのって普通にセクハラだよ。

        私だから許してあげてるけど……」

京太郎@ベッドの上「分かってるってそのくらい。流石に咲以外にはこんなことしねぇって」

20分後


京太郎@ベッドの上(……まだ誰も来ないとは)

京太郎@ベッドの上(咲にちょっかいかけるのも飽きてきたしなあ……)

咲@ベッド端「……」

ごろん

咲@ベッドに横臥「はぁ」

京太郎@添い寝体勢「お、どした」

咲@添い寝体勢「つかれた。ベッドだと背もたれないし」

京太郎@添い寝体勢「体力ねえなぁ」

咲@添い寝体勢「ほっといて」

京太郎@添い寝体勢「やれやれ。あと咲、一応言っといてやるけど、こういうのって女子の振る舞いとしてはかなり不用心だぞ。

             俺だから何事もなく済んでるけどさ……」

咲@添い寝体勢「分かってるよそのくらい。流石に京ちゃん以外の人にはこんなことしないし」

咲@添い寝体勢「ねえ京ちゃん」

京太郎@添い寝体勢「ん?」

咲@添い寝体勢「私ちょっと寒いんだけど」

京太郎@添い寝体勢「そうかそうか。俺は掛け布団にくるまってるからぬくぬくだわ」

咲@添い寝体勢「ずるいよ。私にも半分」

京太郎@添い寝体勢「何言ってんだ、早い者勝ちだろこういうのは」

咲@添い寝体勢「ふーん、そんなこと言うんだ。それなら――」

シュバッ

咲@添い寝体勢「――この枕は私のだからね」

京太郎@添い寝体勢「あっ! ずるいぞお前」

咲@添い寝体勢「早い者勝ちなんでしょ?」

京太郎@添い寝体勢「くそっ……こんな時だけ無駄に素早く動きやがって」

咲@添い寝体勢「ふふん。……さて、京ちゃん。お布団半分くれるなら枕半分わけてあげてもいいよ?」

京太郎@添い寝体勢「ほれ」

ファサ…

咲@添い寝体勢「ん、ありがと。はい、枕」

京太郎@添い寝体勢「ん」

京咲@同衾中「……」

京太郎@同衾中「……なあ、咲」

咲@同衾中「……なに」

京太郎@同衾中「この状況ってはたから見るとあれかなあ……」

咲@同衾中「う、うん。確かに、ちょっとだけそんな風に見えるかも……」

京太郎@同衾中「だよなぁ」

咲@同衾中「だよねぇ」

京太郎@同衾中「でもまぁ……咲だしなぁ」

咲@同衾中「でもまぁ……京ちゃんだしなぁ」

京咲@同衾中「……ないない」


カン





和・優希・まこ・久「……」

京咲@同衾中「Zzz…」

まこ「なんなんじゃろうな、この状況は」

優希「咲ちゃん羨ま――じゃなくて、寝ている咲ちゃんの布団に入り込んで添い寝なんてけしからん犬だじぇ!」

和「全くです! 寝ているのが私だったらヘタレて近くに来ることさえしてくれないくせに、

  幼馴染の咲さんだからといって気安く布団に入り込むなんて卑劣かつ破廉恥極まりない行為です!」

久「二人とも己の欲望が漏れてるわよー。というか、これ先にベッドで寝てたのは須賀君じゃないかしら。

  だって須賀君の方がベッドの奥側で寝てるもの」

和・優希「」

まこ「しかしまあ、いくら幼馴染とはいえ、流石にこれはのぉ……」

京咲@同衾中「Zzz…」 ←これ

和「そうですよ!」

優希「そーだそーだ」

久「まあ、それは確かにそうね。それじゃ、この二人にはちょっと恥ずかしい目を見てもらって、

  自分たちの行いを反省してもらいましょうか。皆、ちょっと手伝ってくれる?」


チョット ソッチノウデ モッテ アーソッチジャナクテ コッチガワノウデ スコシ サキノアタマ ウカセテチョウダイ オコサナイヨウニ ソットヤルノヨ 


京咲@腕枕中「Zzz…」

まこ「何をさせるかと思えば……」

和「状況をさらにエスカレートさせてるじゃないですか!」

優希「///」

久「わかってないわねぇ、むしろそれが狙いなのよ。こんな体勢で二人が目を覚ましたらどうなると思う?」

和「私なら多分しあわ……恥ずかしさのあまりいたたまれなくなりそうですね」

久「でしょう。そうなれば流石に、添い寝だなんて無防備なスキンシップは自重するようになると思うの」

優希「おお! さすが部長だじぇ!」

まこ「うーむ、そんなに上手くいくかのぅ……」

久「大丈夫大丈夫。それじゃ、仕掛け人が私達ってバレないように、あっちで対局しながら様子を伺いましょう」


数分後


京太郎@腕枕中「ん……」

咲@腕枕中「うぅん……」

優希(おっ)

和(いよいよですね)

咲@腕枕中「おはよう、京ちゃん」

京太郎@腕枕中「おはよう咲」

咲@腕枕中「……あ、腕に頭乗せちゃってた。ごめんね京ちゃん」

京太郎@腕枕中「ん」

久(えっ、スルー!?)

和・優希(そんな……!)

まこ(やはりなぁ)

京太郎@同衾中「お、どうやら皆来てるみたいだぜ。打牌の音するし」

咲@同衾中「ほんとだ。起きて行かなきゃ……あれ? 無い」ゴソゴソ

京太郎@同衾中「どうしたんだ……ん? なんだこれ、なんか足元に絡みついて……」ゴソゴソ

京太郎@同衾中「よっ、と…………スカート? これ、咲のか?」

咲@同衾中「あ、うん。ありがとう。ホック外して寝てたら脱げちゃって」

和・優希・まこ・久(!?)

京太郎@同衾中「あー、制服って寝るのには窮屈だもんな。寝る前に色々緩めたら寝てる間に脱げてるってのはよくあるよな。

           ところで俺のズボンも行方不明なんだけどそっちの方に転がってないか?」

和・優希・まこ・久(!?)

咲@同衾中「えっと、ちょっとまってね……あ、腰の下に何か……」ゴソゴソ

咲@同衾中「よいしょ…………これ、だよね?」

京太郎@同衾中「おっ、サンキュー」

京咲@同衾しつつ着衣中「……」モゾモゾ

久(ちょ、ちょっとまって……こんなの考慮してないわ)

まこ(まさかここまでとは……)

和(SOA! SOA!)

優希(~~っ///)


< アッ キョウチャン ベルトガフトモモニアタッテルンダケド ウオッ シャカイノマドノファスナーニ スカートノスソガクイコンダ ワルイ サキ チョットスカートノスソ アゲテクレ 
< キャッ チョットキョウチャン ドコサワッテルノ! コラ アバレルナッテ ヨケイヤヤコシクナル! アレ? ナンカカラマッチャッタ… チョット イッペン ゼンブヌゲヨ!


京太郎「やれやれ、咲のせいで随分手間取った。すみません、お待たせして――」

咲「もう、京ちゃんのせいで随分手間取っちゃった。ごめんなさい、お待たせして――」

和・優希・まこ・久「」へんじがない ただの(ry

京咲「?」キョトン


もいっこ カン