怜「京太郎、あれとってほしいなぁ」

京太郎「へい玉子いっちょ」

怜「おおきに」ニコッ

京太郎「いえいえ、しかし二人だけで回転寿司ってのも意外と悪くないですね」

怜「まぁなぁ、お安い大衆向けな場所やし。ウチらみたいに学生二人だけで来る客も普通におるんやない?」モグモグ

京太郎「あ、いえ、その……俺の場合、両親に良く連れてこられたもんですから、家族で来るってイメージがどうも抜けなくてですね」 

怜「……ふーん、良く連れてこられたって辺りに京太郎の家の裕福さが伝わって来るなぁ」

京太郎「いやいや、そこまででも無いですよ!本当にただの小市民ですから!」ブンブン

怜「小市民がカピバラ飼ってる世かぁ……それやったら、日本経済も安泰やなぁ~」ニヤニヤ

京太郎「すみません、勘弁してください」ペッコリン

怜「弱いなぁ、もう少し抵抗してくれた方がウケるんやけどなぁ」クスクス

京太郎「怜さんには一生敵いませんよ、全面的に降伏します……」ヘヘー

怜「そっかぁ、なら許したるか。ただし大トロ奢ってくれたらなぁ」ニヤリ

京太郎「ぎゃーす!ぐっ、仕方ない……男京太郎!奢りましょう!」ピピッ ピンポーン

怜「やったわ♪言ってみるもんやなぁ~」ニコニコ

京太郎「……怜さん」

怜「ん、何?」

京太郎「いつか……家族で来たいですね」

怜「……は?何言ってるん?家族ってそんな……え?」チラッ

京太郎「……」シンケン 

怜「えっ、ちょっ、まっ……!そんなん反則やろ!////」ワタワタ

京太郎「ダメですかね?」

怜「ううっ……だ、ダメ……やない……で////」メソラシ

京太郎「そうですか、良かったです。拒絶されなくて」ニコッ

怜「はぁ……けどなぁ、何も回転寿司でそう言うの言わなくても……」

京太郎「えー、斬新な告白されたいって言ってたの怜さんじゃないですかぁ」

怜「そ、そやけどな……不意討ちはほんまあかんやろて……////」カオカクシ

京太郎「ふふっ、だって何でも先を見通した様に冷静な怜さんを、不意討ちした時が一番可愛いですから」

怜「うー!嫌いや、京太郎なんて大嫌いやー!////」

この後怜の食事代全てを奢る事になった京太郎の財布は、破産した

カンッ!