霞さん清澄編


霞「京太郎さん、手、見せて?」

京太郎「? はい」

霞「えい」テノヒラピトー

京太郎「ん? お? どうしたんです突然」

霞「やっぱり大きいわねえ」

京太郎「そりゃまあ、身長も体格もそれなりにあるほうですし」

霞「それにゴツゴツして硬いわ」

京太郎「ハンドボールやってましたし、今でもそれなりに重いもの運んだりしてますからね」

霞「...暖かい。安心する掌。京太郎さんらしい掌ね」ギュッ

京太郎「どうしたんです本当に。不安なら全部引き受けますよ」

霞「ふふ、大丈夫よ。何も不安なんてないわ。ただちょっと気になって」

京太郎「俺の掌が?」

霞「この前読んだ雑誌にね? 相手の体の大きさを意識し始めたら恋の始まりだって、書いてあったの」

京太郎(少女漫画誌だな)

霞「私はとっくの昔に、出会った時からずっと貴方に恋をしているけれど、そう言えば京太郎さんの体の大きさって意識したことないわねって」

京太郎「惚れ直してくれました?」

霞「勿論! 毎日が初恋よ」

京太郎「...俺もですよ」ギュッ

カン