咲「……ん……!くうっ……!」ググッ
スッ
咲「あっ……」
京太郎「ふーん……こんなの読むんだな……」ボソッ
咲「え、えっと……その……!」ワタワタ
京太郎「ほい」ポス
咲「あうっ?」キョトン
京太郎「高くて取れなかったんだろ?……ったく、次から脚立手に持ちながら本探した方が良いんじゃないのか?」
咲「ああ……そうしよっかなぁ……」ムムム
京太郎「いやいや流石に冗談だよ、必要になったら持ってくるぐらいにしとけ」ビシッ
咲「あっ、そっか……!」アハハ…
京太郎「まぁ、だけどよ」スッ
咲「え?」
京太郎「これからは俺がお前が取りたい本、取ってやるよ」ニコッ
咲「!」トクン…
3年後…
咲「と言うのが、私と京ちゃんの出会いなんだよね!」フフッ
和「須賀くん、その頃から面倒見が良い人なんですね……」チラッ
優希「京太郎!タコスを持てい!」クワッ
京太郎「ほいほい、もう持ってきてあるぞ」スッ
優希「完璧(パーフェクト)だ、京太郎」クククッ
京太郎「感謝の極み……って何やらせるんだよ!」ビシッ
優希「うむ、美味いじぇ~!!」モグモグ
京太郎「スルーすんなコラァ!」イラッ!
咲「あ、あはは……まぁそうだね、だから私は……」
和「……恋をした?」ジッ
咲「そっ、そそそそうじゃなくて!////……信頼してるんだよ、心から……」ニコッ
和「なるほど……そう言う関係、本当に羨ましいですよ……嫉妬してしまうくらい」クスッ
咲「えっ、あっ、あの原村さん、それって……」
京太郎「よう、咲に和!お前らもタコスどうだ?」スッ
咲「っと京ちゃん、ありがーーーー」
和「ありがとうございます、須賀くん」パクッ
咲「ふぇっ!?」ビクッ
京太郎「の、和っ!?(あ、あの和が俺の手に持ってるタコスを直接!?ゆ、夢でも見てるのか……!?)」コンワク
和「美味しいですよ……須賀くんの、タコス////」ンクッ
京太郎「は、はわわわ……////」タジタジ
咲「(そ、そんな……和ちゃんがライバルだったなんて……!思い出話を聞きたいなんて言うから普通に語っちゃったけど、うっかり火をつけちゃった!?)」ゾクゾクッ
和「(須賀くん、宮永さん……二人ともたまには私の事も、見てくださいよ……ね?)」ジィッ
この後奇妙な三角関係になっていったりとか、優希がメキシカンになったりとか、久がロッカーに立て籠ったりとか、まこが時間を消し飛ばしたりしたが、今日も清澄は平和です
カンッ!
最終更新:2016年05月22日 14:01