淡「キョータロー!」

憧「京太郎!」

京太郎「ん? 淡と憧じゃねーか。どうした?」

淡「キョータローって今日は暇でしょ?」

京太郎「まぁ、今日は特に咲たちの試合も無いし……って俺が暇前提とはどういうことだ?」

憧「細かいところは気にしないの。それよりこれから一緒に打たない?」

京太郎「おいおい、行っておくけど俺じゃ弱すぎて相手にならないんじゃ」

淡「いーじゃんいーじゃん。同じ金髪同士の縁だし! それにこの高校100年生の淡ちゃんがアドバイスしてあげるからさ」

憧「わ、私も和をきっかけに知り合ったわけだし……」

京太郎「別にいいけど」

淡「よーし、なら早速行こうよ!」

憧「ほら行くわよ」

京太郎「お、おい待てって!」

インターハイで偶然知り合った淡と憧。はじめはナンパを追い払う手助けからいつの間にか一緒に過ごす時間が増えてきた。

淡「だからそこはー」

京太郎「なるほど、じゃーこの場合は」

憧「それなら……」

このままインターハイが続いてくれればと願っても叶うことはない。だからせめて、この時間だけは大切にしたい。

淡「でさー、テルーが……」

憧「穏乃がまた……」

京太郎「で、咲が……」

他愛もない会話、だけど共に過ごす時間はあっという間に流れていく。

淡「キョータロー……」

憧「京太郎……」

「「大好き」」

京太郎「ああ、俺も」

大好きだ。だから……また会おうぜ。

――カンッ