霞さん清澄編

校門前

霞「お待たせしました」

京太郎「いえいえ。それじゃ、帰りましょうか」

霞「ええ。...っ、流石に夕方は冷えるのね」ブルリ

京太郎「! ...これを」

霞「え...ダメよ、外したら。風邪をひくわ」

京太郎「今のままだと霞さんが風邪ひきますよ。ほら」

霞「マフラーを忘れてしまったのは私なのだし、自業自得よ。気にしないで?」

京太郎「ダメです。俺はこの辺りの気候に慣れてますから平気だけど、霞さんはここに来たばかりです。なおのこと、せめてこいつで暖を取って下さい」

霞「...」

京太郎「付けますよ」

霞「...えい」グイ

京太郎「え!? ちょっと何を、霞さん?」

霞「お互い譲り合うなら、二人で使いましょう? こういうの、テレビで見たことあるもの」

京太郎「いや霞さん、長さが足りないですよ」

霞「それなら」ギュッ

京太郎「うお...」

霞「二人身を寄せ合えば済む話、でしょう?」

京太郎「...こうすればもっと寄りますよ」 肩抱き寄せ

霞「あっ...ふふ、本当」

京太郎「ちょっと歩きにくいかもですけど、辛抱してくださいね」

霞「辛抱なんてまさか。このまま時が止まれば良いとすら思うのに...」

京太郎「あ、そりゃ勘弁。お腹ペコペコなんです」

霞「あら...ふふ、大変。それじゃあ早く帰って、美味しいご飯にしましょうね」

京太郎「そうしましょう」

カン