霞さん清澄編
須賀家リビングにて
霞「あ、あの...京太郎さん」
京太郎「どうしました? 霞さん」
霞「いえその、あの、いきなりどうして、こんな...」
京太郎「好きなんでしょ? お姫様だっこ」
霞「ど、どうしてそれを...」
京太郎「いつもうっとりしながら少女漫画読んでりゃ気づきますって」
霞「う、うぅ」
京太郎「はは、顔真っ赤」
霞「か、からかわないで...」
京太郎「いやすいません。で、気分はどうです?」
霞「...最高です」
京太郎「そりゃ良かった。漫画に出てくる王子様とまではいかないけど、このくらいなら何時だってさせてくださいよ」
霞「...王子様なんかよりずっと素敵です。カッコいいです。すごく...嬉しい」
京太郎「...このまま往来に出て愛を叫びたいくらいですよ」
霞「それはだめ」
京太郎「あはは、流石にね」
霞「他人に聞かせてしまうなんて、勿体ないもの。私だけに...このまま私にだけ聞かせてください、ね?」
カン
最終更新:2016年05月09日 15:01