―― その迷宮は相変わらず居心地が良いとは言えない光景だった。

鬱蒼と茂った茂みに不規則に並ぶ木々。
微かに描かれた傾斜も立っているだけで俺達の体力を奪っていく憎らしいものだ。
その上、周りには俺達の命を狙う怪物たちがウジャウジャいるのである。
ピクニックとしてだってあまり来たくはない未整地の山道に憧はそっと肩を落とした。

憧「…やっぱ変わってないわよね」

京太郎「場所は変わってるみたいだけどな」

俺達が出た場所にはこの前つけた印はなかった。
どうやら階層と同じく毎回、出される場所はランダムであるらしい。
やっぱり春の時は色々と例外だったのだろう。
まぁ、最初から同じ場所に出るなんて思っていなかったから、特に問題はない。
それよりも… ――

淡「…ふぅ」

京太郎「大丈夫か?」

淡「…うん。大丈夫」

…淡の気負いがちょっときになるかなぁ。
勿論、頑張ろうとしてくれているのは有難いし、嬉しいんだけどさ。
けれど、前回よりも目に見えて、身体に力が入っているのが分かる。
もしかしたら一回目の探索を経て慣れが生じている分、役に立たなきゃと自分を追い込んでいるのかもしれない。
けれど、淡の能力はまだ前線に出すのには不安が残るレベルなのだ。
ここは出発前に少し話をしておいた方が良いかも… ――

―― ガサッ

京太郎「っ!」

淡「キョータロー!」

突如、微かに聞こえた草の音に、淡が反応する。
俺を自分の背に隠そうと立ちはだかるその姿は一見、一人前のものだった。
しかし、その肩は微かに震えている。
前回、一人で勝手に迷宮に入った時に味わった恐怖は未だ消えてはいないんだろう。

淡「アンタは弱いんだから私が護ってあげる…!」

京太郎「……」

それでも俺の前で必死に強がる淡に俺はなんと言えば良いのか分からなかった。
きっとこれは彼女なりに役に立つ方法を考えた結果なのだろう。
戦闘には直接、貢献するにはまだ力不足である事を淡は良く理解しているのだ。
それでも俺達の仲間として自分のやるべき事を、そして出来る事を探そうとしてくいれている。

京太郎「…あぁ、頼むぞ」

淡「うん…!」

そんな彼女の決意を俺は結局、受け入れる事にした。
勿論、色々と言いたい事はある。
しかし、それは全て淡の決意や努力を無駄にする行いなのだ。
それよりも彼女の気持ちを受け入れて、少しでもその気負いをなくしてあげるように働きかけた方が良い。

京太郎「(…それにいざって時は美穂子がいるしな)」チラ

美穂子「…」コク

俺の目配せに美穂子は小さく頷いた。
日頃、俺のボディガード役を担ってくれているのはPT随一の防御能力を持つ彼女である。
そんな美穂子にとっては、図らずも仕事を奪われた形にはなるが、その辺りはあまり気にしてはいないのだろう。
いざと言う時は淡の事を護ってくれという俺の視線に、肯定を返してくれた。
それに一つ安堵しながら俺は視線を真正面へと向けて。

淡「さぁ…来なさいよ!どんな奴が相手でもキョータローには傷ひとつつけないんだから…!」

その間にも近づいてくる茂みのさざめき。
それに対して震える声で淡は啖呵を切った。
そんな淡に小さく笑みを浮かべながら、前衛である憧は構える。
最早、このパーティにとっては外せない二本柱として地位を確立した彼女の目の前で茂みが揺れた。

―― ガサササッ

穏乃「…ふぅ。ようやく出れた」

憧「…え?」

瞬間、憧の前に飛び出してきたのは俺も見覚えのある少女だった。
柔らかな栗毛をポニーテールにし、黒いジャージを纏った活発そうな少女。
小学生から色々と変わってないんじゃないかと思うその姿を俺が、そして憧が見間違うはずがない。
それは紛れも無く阿知賀の大将であり、決勝戦で咲とぶつかりあった高鴨穏乃さんだった。

穏乃「ん?…ってあああああああああ!!!!」ビシッ

憧「あああああっ!じゃないわよ!」

憧「って言うか人に指さしちゃダメ!!」

穏乃「えへへ。ごめんごめん」テヘヘ

そう照れるように笑いながら高鴨さんは茂みから出てくる。
相変わらずいろんな意味で無防備過ぎるその姿に淡達も警戒を解いた。
少なくとも高鴨さんが今すぐ襲い掛かってくるようなタイプではないと淡たちもわかったのだろう。
どっちかっていうと高鴨さんは人畜無害そうなキャラだしなぁ。

穏乃「でも、憧に会えて良かったぁ」フニャ

憧「…うん。あたしも」ギュッ

穏乃「わわ。い、いきなり過激!?」

憧「馬鹿…そりゃそうなるわよ…」

高鴨さんを抱きしめる憧の声は若干、涙ぐんでいた。
正直、こんな風に簡単に会えるとは思っていなかったのだろう。
憧はつい最近、迷宮から解放されたとは言え、既に数ヶ月もの間、こうして迷宮への挑戦を続けているのだから。
ここがどれだけ非常識でとんでもない場所かを身に沁みて理解している憧にとって、ここに囚われた親友や仲間たちの安否と言うのは常に気がかりだったはずだ。
それがこうしてひとつ解決したのだから、普段は気丈な憧が涙ぐんでもおかしくはない。

穏乃「…憧、泣いてる?」

憧「もう一々、そういうの聞かないの…」

穏乃「…ごめんね、憧」ナデナデ

憧「ううん…いいの…」

憧「アンタが無事だっただけで…それだけで良いから…」

智葉「…」

美穂子「…」

淡「…」

そんな二人を他の仲間を少し羨ましそうに見つめていた。
智葉や美穂子の仲間達は未だ迷宮の中に囚われているままなのである。
こうして感動の再会が出来ていない二人にしてみれば、その光景が羨ましくて当然だ。
しかし、三人は何も言わず、ただ暖かい目で抱き合う二人を見つめている。

京太郎「…悪い。そろそろ良いか?」

憧「あ…うん。ごめんね」

京太郎「いや、気にすんな。こっちの方こそ折角の再会に水をさしてごめんな」

けれど、その感動の再会を長い間続けてもらう訳にはいかない。
一見、穏やかな山の中ではあるが、ここは敵地のど真ん中なのだから。
こうしている間にも敵が来る可能性を考えれば、あまり時間を無駄にしてはいられない。
出来れば心ゆくまで旧友との仲を暖める暇をやりたいが、リーダーとしてはそのリスクを見過ごす訳にはいかなかった。

京太郎「とりあえず久しぶりかな?」

穏乃「あ、清澄の須賀くんっ」

穏乃「ってなんで須賀くんが憧と一緒にいるの?」キョトン

憧「まぁ、色々とあってね」

穏乃「色々?」

京太郎「あぁ。まぁ、信じられない話かもしれないけれど…」

そう前置きしてから俺は高鴨さんにかいつまんだ説明をする。
もうあのインターハイから数年が経過しているという事。
人々は人間ではなく魔物と言う別の種族に変わってしまったという事。
既にこの国はもう殆ど機能していないという事。
ここがただの山の中ではなく、迷宮であるという事。
そして今も高鴨さんを始めとする多くの人が囚われの身であると言う事。

穏乃「…へぇ、そうなんだ」

京太郎「信じてくれるのか?」

穏乃「うん。だって、私もおかしいと思ってたんだよね」

穏乃「この山、どこまでいってもずうううううっと続くんだもん」

穏乃「出ようと思っても出られないし、遭難したのかなと思ったけどお腹も全然、空かなかったし」

穏乃「まぁ、お腹空くよりはいいかーってあんまり気にしてなかったんだけど」テヘヘ

憧「いや、そこはもうちょい気にしなさいよ」

照れたように笑う穏乃に憧からのツッコミが飛んだ。
まぁ、うん、俺自身、それは変だと思うけど…でも、春の時だって本人はあまり気にしていなかったみたいだしなぁ。
もしかしたら迷宮に囚われた本人と俺達とでは感じる時間の流れが違うのかもしれない。
…いや、どっちかって言うと春や高鴨さんの方が大物だって可能性も高い気もするけれど。

穏乃「で、ここからどうやって出られるの?」

京太郎「あー…それなんだけど…」

憧「今まではとりあえず迷宮のボスっぽい相手を倒したら勝手に崩壊してたのよね」

穏乃「なるほど…つまりそれを今から探しに行けば良い訳だね!」

憧「あー…うん。別に探しに行かなくても良いかも」

穏乃「ぅ?」

憧「…多分、ここの迷宮のボス、アンタだから」

穏乃「…え?」

うん、そりゃいきなりそんな事言われたらびっくりするよな。
でも、こうして高鴨さんと会えたって事がその証拠だ。
今まで迷宮の中ではっきりとした実像を持って現れたのは魔物か、迷宮の主だけ。
そして、その中で意思疎通が出来たのは後者のみなのだから。
その二つの特徴を持つ彼女が、ここの迷宮の主と見て間違いないだろう。

穏乃「って事は私、憧たちに倒されるの!?」

憧「いや、まぁ、最悪ね、最悪」

憧「別にあたし達だって無闇矢鱈と戦いたい訳じゃないし」

穏乃「良かったぁ…」ホッ

憧「…アンタの中であたしはどういう位置づけなのよ、もぉ」ムゥ

そこで安堵する高鴨さんに憧が拗ねるような顔を見せた。
けれど、それはあくまでもポーズなのだろう。
唇を尖らせながらも、その目は笑っていた。
何だかんだ言いつつも、きっと憧もこういうやりとりがきらいじゃないのだろう。
もしかしたら、高鴨さんに対しても、中々、素直になりきれなかったのかもしれない。

憧「まぁ、とりあえずこの扉を潜ってみたら?」スッ

憧が指さしたのは俺達が通ってきたばかりの扉だった。
周囲に壁も何もない空間からインターハイ会場の扉だけは生えているその光景は相変わらずシュールである。
けれど、これが俺達の済む現実世界と、この突拍子もない迷宮をつなげてくれる唯一の移動経路なのだ。
色んな意味で周囲から浮いているそれに気づかないはずがない。
けれど…高鴨さんは首をかしげて… ――

穏乃「…扉?」

憧「そうよ。ここにあるガラスのでっかい…」

穏乃「そんなものどこにあるの?」

憧「……え?」

京太郎「……」

内心、予想していた事だった。
思い返せば春の時だって彼女は俺達の後ろにある扉に反応しなかったのだから。
たった一人での空間で、釣りをするくらい退屈だった春が、それに興味を示さないはずがない。
しかし、彼女は何も言わず、俺達を案内した。
それは春があまり自己主張をせず、人の言う事をすぐさま受け入れてしまうタイプだからなどではなく… ――

憧「ちょ、ちょっと…そういう冗談やめてよ」

憧「ここにあるでしょ。ほら…!」グイッ

穏乃「い、いたっ!」

そんな事はきっと憧だって分かっているんだ。
彼女は俺なんかよりもずっとずっと頭が良い子なのだから。
しかし、それを認められない。
もしかしたら、親友と命のやりとりをしなければいけないのかもしれないという未来を。
自分の手で高鴨さんを傷つけなければいけないかもしれないという予想を。
どうしても認められず、強引に高鴨さんの手を引っ張っていく。

京太郎「憧っ!」

憧「…あ」パッ

それでも俺の声によって冷静さを取り戻す余裕くらいはあったのだろう。
小さく声をあげながら、憧は高鴨さんの腕を離した。
瞬間、気まずそうな表情を浮かべる憧には、きっと後悔が渦巻いている。
しかし、中々、言葉に出来ず、彼女はそっと視線を逸らした。

憧「…その」

穏乃「…憧、気にしないで」

憧「え?」

穏乃「憧がそんなに必死になったのは私の為なんでしょ?」

穏乃「大丈夫。憧が優しいのは私が一番良く知ってるからさ」

憧「…しず」

そんな憧に対して高鴨さんは笑みを返した。
さっきの乱暴な自分を許すようなそれに憧の視線が彼女へと戻っていく。
流石にここまで言われて、何も言わない訳にはいかないと憧も思ったのだろう。
小さく高鴨さんの名前を呼んだ憧は決心したように頭を下げた。

憧「…ごめんね」

穏乃「大丈夫。ちょっと痛かったけど、それだけだし」

穏乃「でも、憧ってそんな力強かったっけ??」

憧「まぁ…えっと、ホント、色々あったからさ」

穏乃「…そっかぁ」

それでもう二人にはさっきの話は終わったのだろう。
長年、仲良くしてきた幼馴染が故の距離感。
何処か微笑ましいそれに、けれど、俺は笑みを浮かべる事が出来なかった。
それは高鴨さんが目に一瞬ではあるけれど寂しそうなものが浮かんだからで… ――

智葉「…っ!京太郎!」

京太郎「っ!」

瞬間、放たれた智葉の警告に俺の意識が戦闘へと切り替わる。
何だかんだ言って俺も目の前の再会劇に気を取られていたのだろう。
近くにまで迫ってきた敵の気配に気づく事が出来なかった。
しかし、智葉が気づいてくれたお陰でまだ態勢を整える時間はある。
そう判断した俺は憧に対して口を開いて… ――

京太郎「憧、やるぞ!」

憧「えぇ!」

親友の前だからだろうか。
応える憧の声には何時も以上に気合が入っていた。
心強いそれに俺は内心、笑みを浮かべながら仲間たちに視線を送る。
智葉、美穂子、そして淡も皆、戦闘準備は出来ている。
ならば、もう何も心配はいらない。
そう思った俺の前で茂みから敵が飛び出してきて…… ――



アマゾネスLv51(???)が現れた!!


須賀京太郎はパートナーの危険を余地した


名前 新子憧
Lv49 
種族 メガエルフ
タイプ くさ/エスパー
特性1 かちき(ステータス低下を受けた時、とくこうが二段階あがる)
特性2 たいまのちから(とくこう依存による攻撃を受けた時、最終ダメージを半減する)
特性3 しんまのいのり(エスパー/フェアリータイプのわざの威力を1.3倍にし、あく/ゴーストの威力を半減させる)

装備:オッカの実(効果抜群のほのお技を受けた時、一度だけ威力を半減する)

HP 260/260
MP 91/91 

こうげき55
ぼうぎょ60
とくこう130
とくぼう110
すばやさ110

技1 エナジーボール 消費5 くさ  特殊 威力90/命中100 自然から集めた命の力を発射する 相手のとくぼうを下げる事がある(10%)
技2 サイコショック 消費5 エスパー 威力80/命中100 不思議な念波を実体化して相手を攻撃する 相手のぼうぎょでダメージ計算
技3 いばらのや 消費20 くさ/エスパー 特殊 威力120/命中90 新子憧の必殺技。いばらで出来た矢を放つ。最大HPの1/16の継続ダメージ。交代不可(3ターン)
技4 ムーンフォース 消費6 フェアリー 威力95/命中100 月のパワーを借りて相手を攻撃する。30%の確率で相手のとくこうを1段階下げる。

交代する
  L辻垣内智葉 HP370/370 MP60/60 あく/はがね Lv56 ストーンエッジ/.つじぎり/ごくどういっせん/せいなるつるぎ
  L福路美穂子 HP434/434 MP61/61 ノーマル/ひこう Lv57 ひかりのかべ/コスモパワー/バトンタッチ/リフレクター @学習装置
  L大星淡 HP230/230 MP39/39 いわ/どく Lv35 じならし/かなしばり/がんせきふうじ/どくどくのキバ @学習装置+タマゴ

<<アイテム>>
きずぐすり 3/9   一体のHPを20回復する   売価150円
いいきずぐすり 4/6 一体のHPを50回復する  売価350円
すごいきずぐすり 4/4 一体のHPを200回復する 売価600円
まんたんのくすり 1/2 一体のHPを最大まで回復する 売価1250円
かいふくのくすり 1/1 一体のHPを最大まで回復し、状態異常(瀕死以外)を治療する 売価1500円
どくけし 7/9  一体のどく・もうどくを治療する  売価50円
まひなおし 3/9 一体のまひを治療する 売価50円
やけどなおし 4/9 一体のやけどを治療する 売価50円
ミックスオレ 1/5 一体のHPを80回復する※戦闘中使用不可 売価175円
げんきのかたまり 1/1 瀕死になったパートナーを完全回復する、売却不可



新子憧は福路美穂子と交代…


アマゾネス「…」ニヤッ


憧「っ!!」


アマゾネスのおいうち!!


こうかはばつぐんだ!!


しんまのいのりが発動


威力を半減した


新子憧に168のダメージ


美穂子「っ!憧さん!!」


憧「大丈夫…!でも…」


福路美穂子は攻撃するわざをもっていない


【リザルト】
アマゾネス168
新子憧0


敗北しました…


撤退します…


京太郎「(…やられた)」

相手が憧にとって不利な相手だとオカルトで見破る事は出来た。
けれど、相手にとってはそれも狙いの内だったのだろう。
交代する一瞬の隙をつかれて憧が大きな手傷を負ってしまった。
幸い、相手はそのまま駆け抜けていくようにいなくなったが… ――

穏乃「憧っ!?」

憧「あは…ごめん…格好わるいところ見せちゃった…」

穏乃「そんなの気にしてる場合じゃないって!大丈夫!?」

憧「うん。大丈夫」

…憧はそうは言うけれど、その顔色はあまり良くはない。
タイプ相性からすれば最悪にも近い一撃をもらったのだ。
新しい特性がなければ即座に戦闘不能に追い込まれていてもおかしくはない。
元々、憧は攻撃能力は高いが、物理に対してはあまり固いとは言えないし…きっと今も大分、無理しているのだろう。

穏乃「でも…」

憧「大丈夫。必ずあたしがアンタの事助けてあげるからね」

穏乃「……憧」

それでも強がりながら憧は高鴨さんの頭を撫でる。
それに心配そうな声に呼びかける親友から憧は視線を逸らした。
何処か逃げるようなその視線はそのまま俺へと向けられる。

京太郎「…進もう」

憧「えぇ」

それを前進の促しであると取った俺に憧は小さく頷き返す。
その仕草すら何処か強張り、あまり大丈夫とは言い切れない状態が伝わってきた。
しかし、憧は高鴨さんに必要以上に心配させたくはないのだろう。
ならば、ここで俺に出来るのは憧の意図を汲み取って、そして出来るだけフォローしてやれる環境を作ってやる事だ。

穏乃「っ!あ、あんな化物がいるんだよ!?」

憧「それでも進まないとしずがここから出られないでしょ」

穏乃「でもっ!」

憧「…大丈夫。あたしはしずが知らない間に結構強くなったんだから」

憧「あたしには仲間もいるしさ、心配しないで」

穏乃「……」

憧の言葉に高鴨さんは不満そうな表情を見せた。
しかし、こうなった異論を挟んでも無意味だと長い付き合いである彼女は知っているのだろう。
意地を張る憧に対してうつむき加減になりながらもコクンと小さく頷いた。
不承不承ながらも了承を返した彼女に憧は小さく微笑みながら足を進めて… ――


―― 俺達の二回目の迷宮探索はこうして始まったのだった。



敵だ!!


ラーヴァゴーレムLv51(???)が現れた


須賀京太郎はパートナーの危険を予知した


【メインパートナー】
名前 新子憧
Lv49 
種族 メガエルフ
タイプ くさ/エスパー
特性1 かちき(ステータス低下を受けた時、とくこうが二段階あがる)
特性2 たいまのちから(とくこう依存による攻撃を受けた時、最終ダメージを半減する)
特性3 しんまのいのり(エスパー/フェアリータイプのわざの威力を1.3倍にし、あく/ゴーストの威力を半減させる)

装備:オッカの実(効果抜群のほのお技を受けた時、一度だけ威力を半減する)

HP 98/260
MP 91/91 

こうげき55
ぼうぎょ60
とくこう130
とくぼう110
すばやさ110

技1 エナジーボール 消費5 くさ  特殊 威力90/命中100 自然から集めた命の力を発射する 相手のとくぼうを下げる事がある(10%)
技2 サイコショック 消費5 エスパー 威力80/命中100 不思議な念波を実体化して相手を攻撃する 相手のぼうぎょでダメージ計算
技3 いばらのや 消費20 くさ/エスパー 特殊 威力120/命中90 新子憧の必殺技。いばらで出来た矢を放つ。最大HPの1/16の継続ダメージ。交代不可(3ターン)
技4 ムーンフォース 消費6 フェアリー 威力95/命中100 月のパワーを借りて相手を攻撃する。30%の確率で相手のとくこうを1段階下げる。

交代する
  L辻垣内智葉 HP370/370 MP60/60 あく/はがね Lv56 ストーンエッジ/.つじぎり/ごくどういっせん/せいなるつるぎ
  L福路美穂子 HP434/434 MP61/61 ノーマル/ひこう Lv57 ひかりのかべ/コスモパワー/バトンタッチ/リフレクター @学習装置
  L大星淡 HP230/230 MP39/39 いわ/どく Lv35 じならし/かなしばり/がんせきふうじ/どくどくのキバ @学習装置+タマゴ



新子憧と大星淡は交代した


ラーヴァゴーレムのブレイズキック(命中90)直下(急所30)下2(火傷10)下3


こうかは今ひとつのようだ…


急所に当たった


大星淡に150のダメージ


大星淡は火傷になった


大星淡のがんせきふうじ


こうかはばつぐんだ!


ラーヴァゴーレムに80のダメージ


火傷により大星淡に14のダメージ


【リザルト】
ラーヴァゴーレム150
新子憧80


敗北しました…


撤退します…



淡「…ごめんなさい」

そう謝罪する淡に決して不手際があった訳じゃない。
飛び出してきた初見の敵、それを相手に一歩も引かずに戦ったのだから。
それでも敗北してしまったのは、偏に運がなかったからだろう。
本来ならばもうちょっと上手くやれていた。
彼女のステータスを見る俺にはそれが良く分かる。

京太郎「気にするなって。ちょっとめぐり合わせが悪かっただけだって」

淡「でも…」

京太郎「大丈夫。…な?」

淡「……うん」

けれど、やはり淡はそうは思えないのだろう。
ようやく得た本格的な初陣。
しかし、属性有利な相手に対して、敗北してしまったのだから。
元々、高かったプライドは今、きっとビシビシとヒビが入っているはずだ。

京太郎「(…また逸って無理しなければ良いんだけど…)」

淡はどうも思い込んだら一直線なところがある。
以前はそれが『俺達に迷惑を掛けない事』に向いていたが、これが『ミスを帳消しにする事』に向くとあまり良くはない。
元々、この階層で戦うのには淡は少し力不足な面があるのだから。
手柄に逸って、突っ込まれると大怪我をする可能性もある。

京太郎「(…でも)」

俺が見ててやらなきゃいけないのは淡だけじゃない。
今も無理しっぱなしな憧の体調にだって気を配ってやらなければいけないのだ。
その上、俺達に同行する事になった高鴨さんの安全の事もある。
正直、やる事が一杯過ぎて頭のなかが破裂しそうだけど… ――

京太郎「(…それが俺の仕事だ)」

そう。
こうやって考え、判断し、フォローするのが俺に出来る唯一の仕事なのである。
それを放棄してしまったら、俺にはもう何も残らない。
どれだけ頭の中がつらくても考えるのを止めてはいけないんだ。
そう自分に言い聞かせながら、俺は再び迷宮の奥地を目指して足を進めていく。



敵だ!!


ワーウルフLv51(かくとう)が現れた!!


【メインパートナー】
名前 新子憧
Lv49 
種族 メガエルフ
タイプ くさ/エスパー
特性1 かちき(ステータス低下を受けた時、とくこうが二段階あがる)
特性2 たいまのちから(とくこう依存による攻撃を受けた時、最終ダメージを半減する)
特性3 しんまのいのり(エスパー/フェアリータイプのわざの威力を1.3倍にし、あく/ゴーストの威力を半減させる)

装備:オッカの実(効果抜群のほのお技を受けた時、一度だけ威力を半減する)

HP 98/260
MP 91/91 

こうげき55
ぼうぎょ60
とくこう130
とくぼう110
すばやさ110

技1 エナジーボール 消費5 くさ  特殊 威力90/命中100 自然から集めた命の力を発射する 相手のとくぼうを下げる事がある(10%)
技2 サイコショック 消費5 エスパー 威力80/命中100 不思議な念波を実体化して相手を攻撃する 相手のぼうぎょでダメージ計算
技3 いばらのや 消費20 くさ/エスパー 特殊 威力120/命中90 新子憧の必殺技。いばらで出来た矢を放つ。最大HPの1/16の継続ダメージ。交代不可(3ターン)
技4 ムーンフォース 消費6 フェアリー 威力95/命中100 月のパワーを借りて相手を攻撃する。30%の確率で相手のとくこうを1段階下げる。

交代する
  L辻垣内智葉 HP370/370 MP60/60 あく/はがね Lv56 ストーンエッジ/.つじぎり/ごくどういっせん/せいなるつるぎ
  L福路美穂子 HP434/434 MP61/61 ノーマル/ひこう Lv57 ひかりのかべ/コスモパワー/バトンタッチ/リフレクター @学習装置
  L大星淡 HP66/230 MP39/39 いわ/どく Lv35 じならし/かなしばり/がんせきふうじ/どくどくのキバ @学習装置+タマゴ (やけど)


新子憧のサイコショック


こうかはばつぐんだ


ワーウルフに750のダメージ


ワーウルフを倒した


ワーウルフはハートのウロコを落とした



新子憧はレベルアップ


名前 新子憧
Lv50 
種族 メガエルフ
タイプ くさ/エスパー
特性1 かちき(ステータス低下を受けた時、とくこうが二段階あがる)
特性2 たいまのちから(とくこう依存による攻撃を受けた時、最終ダメージを半減する)
特性3 しんまのいのり(エスパー/フェアリータイプのわざの威力を1.3倍にし、あく/ゴーストの威力を半減させる)

装備:オッカの実(効果抜群のほのお技を受けた時、一度だけ威力を半減する)

HP 102/264
MP 88/93 

こうげき55
ぼうぎょ60
とくこう130
とくぼう110
すばやさ110

技1 エナジーボール 消費5 くさ  特殊 威力90/命中100 自然から集めた命の力を発射する 相手のとくぼうを下げる事がある(10%)
技2 サイコショック 消費5 エスパー 威力80/命中100 不思議な念波を実体化して相手を攻撃する 相手のぼうぎょでダメージ計算
技3 いばらのや 消費20 くさ/エスパー 特殊 威力120/命中90 新子憧の必殺技。いばらで出来た矢を放つ。最大HPの1/16の継続ダメージ。交代不可(3ターン)
技4 ムーンフォース 消費6 フェアリー 威力95/命中100 月のパワーを借りて相手を攻撃する。30%の確率で相手のとくこうを1段階下げる。



がくしゅうそうちにより他のパートナーもレベルアップ


名前  辻垣内智葉
Lv   57
種族 メガデュラハン
タイプ あく/はがね
特性1 せいしんりょく(相手の攻撃で怯まない)
特性2 めいこうのやいば(武器を使った攻撃の威力が1.2倍になる)
特性3 きしのきょうじ(HPが半分以上ある時、戦闘不能になるダメージを受けても一度だけHP1で残る。HPが半分以下の時、受けるダメージを半減する)

装備 オッカの実(こうかばつぐんのほのお技を受けた時、一度だけ半減する)

HP375/375
MP61/61
こうげき120
ぼうぎょ110
とくこう55
とくぼう90
すばやさ80

技1 ストーンエッジ 消費6 いわ 物理 威力100/命中80 尖った岩を相手に突き刺して攻撃する 急所に当たりやすい(30%)
技2 つじぎり 消費4 あく 威力70/命中100 一瞬の隙を突いて相手を切り払う。急所に当たりやすい(30%)
技3 ごくどういっせん 消費20 あく/はがね 物理 威力120/命中90 辻垣内智葉の必殺技。目にも留まらぬ一撃で相手の全てを奪い去る。相手の能力が+だった場合、それを無効にし、無効にした数だけ自身の同じ能力を+する。
技4 せいなるつるぎ 消費5 かくとう 威力90/命中100 相手のバフに関係なく、ダメージを与える



名前  福路美穂子
Lv   58
種族  キキーモラ
タイプ ノーマル/ひこう
特性1 いやしのこころ(ターン終了時、控えにいる仲間の状態異常を三割の確率で回復する)
特性2 ほうしのこころ(交代時、自身の能力が+へと変動していた場合、その半分を交代先の味方に与える 瀕死時無効 バトンと重複可

HP440/440
MP62/62

こうげき20
ぼうぎょ120
とくこう20
とくぼう120
すばやさ60

技1 ひかりのかべ 消費5 エスパー 味方の場に特殊ダメージを半減する壁を張る(最終ダメージを半減する)交代しても5ターンは効果が続く
技2 コスモパワー 消費3 エスパー 自分のぼうぎょととくぼうを一段階あげる
技3 バトンタッチ 消費4 ノーマル 他の味方のポケモンと交代し、かかっていた補助効果を引き継ぐ
技4 リフレクター 消費5 エスパー 味方の場に物理ダメージを半減する壁を張る(最終ダメージを半減する)交代しても5ターンは効果が続く



名前 大星淡
Lv37
種族 デミメデューサ
タイプ いわ/どく
特性1 あまのじゃく(能力の変化が逆転する)

HP 76/240
MP 41/41

こうげき90
ぼうぎょ100
とくこう40
とくぼう60
すばやさ40

技1 へびにらみ 消費7 ノーマル 変化 命中100 強く相手を睨みつけて、麻痺にする 
技2 じならし 消費4 じめん 物理 威力60/命中100 1相手のすばやさを1段階下げる(100%)
技3 がんせきふうじ 消費5 岩 物理 威力65/命中95 岩石を投げつけて攻撃する。相手の素早さを一段階下げる(100%)
技4 どくどくのキバ 消費5 どく 物理 威力50/命中100 毒の力を込めたキバで噛み付き、相手を猛毒にする(50%)



大星淡が先頭になった



敵だ!


オーガLv51(いわ/かくとう)が現れた


名前  大星淡
Lv   37
種族  デミメデューサ
タイプ いわ/どく
特性1 あまのじゃく(能力の変化が逆転する)

装備  幸せタマゴ

HP 76/240
MP 36/41

こうげき90
ぼうぎょ100
とくこう40
とくぼう60
すばやさ40

技1 へびにらみ 消費7 ノーマル 変化 命中100 強く相手を睨みつけて、麻痺にする 
技2 じならし 消費4 じめん 物理 威力60/命中100 1相手のすばやさを1段階下げる(100%)
技3 がんせきふうじ 消費5 岩 物理 威力65/命中95 岩石を投げつけて攻撃する。相手の素早さを一段階下げる(100%)
技4 どくどくのキバ 消費5 どく 物理 威力50/命中100 毒の力を込めたキバで噛み付き、相手を猛毒にする(50%)

交代する
  L辻垣内智葉 HP375/375 MP61/61 あく/はがね Lv57 ストーンエッジ/.つじぎり/ごくどういっせん/せいなるつるぎ
  L福路美穂子 HP440/440 MP62/62 ノーマル/ひこう Lv58 ひかりのかべ/コスモパワー/バトンタッチ/リフレクター @学習装置
  L新子憧 HP102/264 MP88/93 くさ/エスパー Lv50 エナジーボール/サイコショック/いばらのや/ムーンフォース


大星淡と辻垣内智葉は交代した


オーガのアームハンマー


こうかはばつぐんだ!


辻垣内智葉に1265のダメージ


きしのきょうじ発動


HPが1残った


辻垣内智葉のせいなつるぎ


こうかはばつぐんだ!


オーガに523のダメージ


オーガを倒した


オーガはハートのウロコを落とした


大星淡はレベルアップ


名前  大星淡
Lv   39
種族  デミメデューサ
タイプ いわ/どく
特性1 あまのじゃく(能力の変化が逆転する)

装備  幸せタマゴ(レベルアップを二倍にする)

HP 86/240
MP 38/41

こうげき90
ぼうぎょ100
とくこう40
とくぼう60
すばやさ40

技1 へびにらみ 消費7 ノーマル 変化 命中100 強く相手を睨みつけて、麻痺にする 
技2 じならし 消費4 じめん 物理 威力60/命中100 1相手のすばやさを1段階下げる(100%)
技3 がんせきふうじ 消費5 岩 物理 威力65/命中95 岩石を投げつけて攻撃する。相手の素早さを一段階下げる(100%)
技4 どくどくのキバ 消費5 どく 物理 威力50/命中100 毒の力を込めたキバで噛み付き、相手を猛毒にする(50%)



がくしゅうそうちにより他のパートナーもレベルアップ

名前  辻垣内智葉
Lv   58
種族  メガデュラハン
タイプ あく/はがね
特性1 せいしんりょく(相手の攻撃で怯まない)
特性2 めいこうのやいば(武器を使った攻撃の威力が1.2倍になる)
特性3 きしのきょうじ(HPが半分以上ある時、戦闘不能になるダメージを受けても一度だけHP1で残る。HPが半分以下の時、受けるダメージを半減する)

装備  オッカの実(こうかばつぐんのほのお技を受けた時、一度だけ半減する)

HP6/380
MP57/62
こうげき120
ぼうぎょ110
とくこう55
とくぼう90
すばやさ80

技1 ストーンエッジ 消費6 いわ 物理 威力100/命中80 尖った岩を相手に突き刺して攻撃する 急所に当たりやすい(30%)
技2 つじぎり 消費4 あく 威力70/命中100 一瞬の隙を突いて相手を切り払う。急所に当たりやすい(30%)
技3 ごくどういっせん 消費20 あく/はがね 物理 威力120/命中90 辻垣内智葉の必殺技。目にも留まらぬ一撃で相手の全てを奪い去る。相手の能力が+だった場合、それを無効にし、無効にした数だけ自身の同じ能力を+する。
技4 せいなるつるぎ 消費5 かくとう 威力90/命中100 相手のバフに関係なく、ダメージを与える





名前  福路美穂子
Lv   59
種族  キキーモラ
タイプ ノーマル/ひこう
特性1 いやしのこころ(ターン終了時、控えにいる仲間の状態異常を三割の確率で回復する)
特性2 ほうしのこころ(交代時、自身の能力が+へと変動していた場合、その半分を交代先の味方に与える 瀕死時無効 バトンと重複可

HP446/446
MP63/63

こうげき20
ぼうぎょ120
とくこう20
とくぼう120
すばやさ60

技1 ひかりのかべ 消費5 エスパー 味方の場に特殊ダメージを半減する壁を張る(最終ダメージを半減する)交代しても5ターンは効果が続く
技2 コスモパワー 消費3 エスパー 自分のぼうぎょととくぼうを一段階あげる
技3 バトンタッチ 消費4 ノーマル 他の味方のポケモンと交代し、かかっていた補助効果を引き継ぐ
技4 リフレクター 消費5 エスパー 味方の場に物理ダメージを半減する壁を張る(最終ダメージを半減する)交代しても5ターンは効果が続く




名前  新子憧
Lv   51 
種族  メガエルフ
タイプ くさ/エスパー
特性1 かちき(ステータス低下を受けた時、とくこうが二段階あがる)
特性2 たいまのちから(とくこう依存による攻撃を受けた時、最終ダメージを半減する)
特性3 しんまのいのり(エスパー/フェアリータイプのわざの威力を1.3倍にし、あく/ゴーストの威力を半減させる)

装備:オッカの実(効果抜群のほのお技を受けた時、一度だけ威力を半減する)

HP 106/264
MP 90/95 

こうげき55
ぼうぎょ60
とくこう130
とくぼう110
すばやさ110

技1 エナジーボール 消費5 くさ  特殊 威力90/命中100 自然から集めた命の力を発射する 相手のとくぼうを下げる事がある(10%)
技2 サイコショック 消費5 エスパー 威力80/命中100 不思議な念波を実体化して相手を攻撃する 相手のぼうぎょでダメージ計算
技3 いばらのや 消費20 くさ/エスパー 特殊 威力120/命中90 新子憧の必殺技。いばらで出来た矢を放つ。最大HPの1/16の継続ダメージ。交代不可(3ターン)
技4 ムーンフォース 消費6 フェアリー 威力95/命中100 月のパワーを借りて相手を攻撃する。30%の確率で相手のとくこうを1段階下げる。



大星淡にやけどなおしといいきずぐすりを三個使った
 L大星淡 HP236/240


新子憧と辻垣内智葉に凄い傷薬を使った
 L新子憧 HP264 
 L辻垣内智葉 HP206


大星淡と辻垣内智葉は交代した


敵だ!


イエティLV51(こおり)が現れた

名前  辻垣内智葉
Lv   58
種族  メガデュラハン
タイプ あく/はがね
特性1 せいしんりょく(相手の攻撃で怯まない)
特性2 めいこうのやいば(武器を使った攻撃の威力が1.2倍になる)
特性3 きしのきょうじ(HPが半分以上ある時、戦闘不能になるダメージを受けても一度だけHP1で残る。HPが半分以下の時、受けるダメージを半減する)

装備  オッカの実(こうかばつぐんのほのお技を受けた時、一度だけ半減する)

HP206/380
MP57/62
こうげき120
ぼうぎょ110
とくこう55
とくぼう90
すばやさ80

技1 ストーンエッジ 消費6 いわ 物理 威力100/命中80 尖った岩を相手に突き刺して攻撃する 急所に当たりやすい(30%)
技2 つじぎり 消費4 あく 威力70/命中100 一瞬の隙を突いて相手を切り払う。急所に当たりやすい(30%)
技3 ごくどういっせん 消費20 あく/はがね 物理 威力120/命中90 辻垣内智葉の必殺技。目にも留まらぬ一撃で相手の全てを奪い去る。相手の能力が+だった場合、それを無効にし、無効にした数だけ自身の同じ能力を+する。
技4 せいなるつるぎ 消費5 かくとう 威力90/命中100 相手のバフに関係なく、ダメージを与える

交代する
  L福路美穂子 HP446/446 MP63/63 ノーマル/ひこう Lv59 ひかりのかべ/コスモパワー/バトンタッチ/リフレクター @学習装置
  L新子憧 HP264/264 MP90/95 くさ/エスパー Lv51 エナジーボール/サイコショック/いばらのや/ムーンフォース @学習装置
  L大星淡 HP236/240 MP38/43 いわ/どく Lv39 へびにらみ/じならし/がんせきふうじ/どくどくのキバ @学習装置+しあわせタマゴ (やけど)



辻垣内智葉のせいなるつるぎ


こうかはばつぐんだ!


イエティに506のダメージ


イエティを倒した


イエティはハートのウロコを落とした


辻垣内智葉はレベルアップ

名前  辻垣内智葉
Lv   59
種族  メガデュラハン
タイプ あく/はがね
特性1 せいしんりょく(相手の攻撃で怯まない)
特性2 めいこうのやいば(武器を使った攻撃の威力が1.2倍になる)
特性3 きしのきょうじ(HPが半分以上ある時、戦闘不能になるダメージを受けても一度だけHP1で残る。HPが半分以下の時、受けるダメージを半減する)

装備  オッカの実(こうかばつぐんのほのお技を受けた時、一度だけ半減する)

HP210/380
MP53/63
こうげき120
ぼうぎょ110
とくこう55
とくぼう90
すばやさ80

技1 ストーンエッジ 消費6 いわ 物理 威力100/命中80 尖った岩を相手に突き刺して攻撃する 急所に当たりやすい(30%)
技2 つじぎり 消費4 あく 威力70/命中100 一瞬の隙を突いて相手を切り払う。急所に当たりやすい(30%)
技3 ごくどういっせん 消費20 あく/はがね 物理 威力120/命中90 辻垣内智葉の必殺技。目にも留まらぬ一撃で相手の全てを奪い去る。相手の能力が+だった場合、それを無効にし、無効にした数だけ自身の同じ能力を+する。
技4 せいなるつるぎ 消費5 かくとう 威力90/命中100 相手のバフに関係なく、ダメージを与える



学習装置により他のパートナーもレベルアップ

名前  福路美穂子
Lv   60
種族  キキーモラ
タイプ ノーマル/ひこう
特性1 いやしのこころ(ターン終了時、控えにいる仲間の状態異常を三割の確率で回復する)
特性2 ほうしのこころ(交代時、自身の能力が+へと変動していた場合、その半分を交代先の味方に与える 瀕死時無効 バトンと重複可

HP452/452
MP64/64

こうげき20
ぼうぎょ120
とくこう20
とくぼう120
すばやさ60

技1 ひかりのかべ 消費5 エスパー 味方の場に特殊ダメージを半減する壁を張る(最終ダメージを半減する)交代しても5ターンは効果が続く
技2 コスモパワー 消費3 エスパー 自分のぼうぎょととくぼうを一段階あげる
技3 バトンタッチ 消費4 ノーマル 他の味方のポケモンと交代し、かかっていた補助効果を引き継ぐ
技4 リフレクター 消費5 エスパー 味方の場に物理ダメージを半減する壁を張る(最終ダメージを半減する)交代しても5ターンは効果が続く




名前  新子憧
Lv   52 
種族  メガエルフ
タイプ くさ/エスパー
特性1 かちき(ステータス低下を受けた時、とくこうが二段階あがる)
特性2 たいまのちから(とくこう依存による攻撃を受けた時、最終ダメージを半減する)
特性3 しんまのいのり(エスパー/フェアリータイプのわざの威力を1.3倍にし、あく/ゴーストの威力を半減させる)

装備:オッカの実(効果抜群のほのお技を受けた時、一度だけ威力を半減する)

HP 268/268
MP 91/96 

こうげき55
ぼうぎょ60
とくこう130
とくぼう110
すばやさ110

技1 エナジーボール 消費5 くさ  特殊 威力90/命中100 自然から集めた命の力を発射する 相手のとくぼうを下げる事がある(10%)
技2 サイコショック 消費5 エスパー 威力80/命中100 不思議な念波を実体化して相手を攻撃する 相手のぼうぎょでダメージ計算
技3 いばらのや 消費20 くさ/エスパー 特殊 威力120/命中90 新子憧の必殺技。いばらで出来た矢を放つ。最大HPの1/16の継続ダメージ。交代不可(3ターン)
技4 ムーンフォース 消費6 フェアリー 威力95/命中100 月のパワーを借りて相手を攻撃する。30%の確率で相手のとくこうを1段階下げる。




名前  大星淡
Lv   41
種族  デミメデューサ
タイプ いわ/どく
特性1 あまのじゃく(能力の変化が逆転する)

装備  幸せタマゴ(レベルアップを二倍にする)

HP 246/250
MP 39/44

こうげき90
ぼうぎょ100
とくこう40
とくぼう60
すばやさ40

技1 へびにらみ 消費7 ノーマル 変化 命中100 強く相手を睨みつけて、麻痺にする 
技2 じならし 消費4 じめん 物理 威力60/命中100 1相手のすばやさを1段階下げる(100%)
技3 がんせきふうじ 消費5 岩 物理 威力65/命中95 岩石を投げつけて攻撃する。相手の素早さを一段階下げる(100%)
技4 どくどくのキバ 消費5 どく 物理 威力50/命中100 毒の力を込めたキバで噛み付き、相手を猛毒にする(50%)


福路美穂子は新しくいやしのはどうを覚えたい…
 Lいやしのはどう 消費5 ノーマル 控えの味方一体のHPを半分回復する


しかし、技がいっぱいだ


どれを忘れますか?


1…2…ポカン


福路美穂子はひかりのかべを忘れた


そして…


新しくいやしのはどうを覚えた


宝箱だ!


中身は…


00~30 げんきのかけら
31~60 すごいきずぐすり
61~90 すごいきずぐすり×2
91~99 装備


すごいきずぐすりを二個手に入れた



―― 探索は決して順調だと手放しで喜べるものではなかった。

勿論、俺達の誰かが手を抜いているという訳じゃない。
けれど、最初の接敵の時点から何処か歯車がズレてしまって咬み合わないのだ。
お陰でここまで普段はないような消耗ばかりが増えていってしまっている。

憧「…ふぅ」

穏乃「…憧、ホントに大丈夫?」

憧「えぇ。心配しないで」

憧「もう身体もバッチリよ。問題ないわ」

無論、それは持ち込んだ回復薬によって既に殆どが癒やされている。
しかし、その効果の程を知らない高鴨さんにとってはやっぱり不安なのだろう。
彼女は何度も憧に対して、「大丈夫?」とそう尋ねていた。
それに対して強気に応える憧の顔にはもうさっきまでの強がりはない。
代わりにその目に浮かんでいるのは… ――

京太郎「(…親友を必ず助けだすっていう覚悟…かな)」

勿論、その気持ちは俺にも分かる。
俺だって皆が再びこんなメチャクチャな場所にとらわれる事になってしまったら同じようになるだろう。
しかし、だからと言って、その状態が良いと手放しに喜んでやる訳にはいかない。
そうやって気合を入れるのはいいが、今の憧は入れすぎだ。
このまま消耗が増えれば撤退を宣言しなければいけないが、今の憧がそれを受け入れるかどうか。
正直、それさえも分からないくらいに憧ははりきっている。

京太郎「…高鴨さん」

穏乃「え…何かな?」

京太郎「悪いけど一回、休憩をとりたい」

京太郎「何処か休めそうな場所に心当たりはないか?」

憧「京太郎っ!」

憧が短く俺の名前を呼ぶのもその証だろう。
普段の彼女はそうやって俺の判断に異を唱えるような事はめったにしない。
そもそも憧が冷静ならば、精神的な疲れがそろそろ無視出来なくなる頃だと分かるはずだ。
しかし、今の憧はそれさえも分からないくらいに気持ちが逸っている。
そんな状態で先に進んでも無駄な消耗が増えるだけだ。

智葉「…憧、少しは落ち着け」

憧「…あたしは落ち着いてます」

智葉「落ち着いていないから、そんな事を言うんだ」

智葉「自分の周りに誰がいるのかもう一度、見回してみると良い」

憧「…周り…」

淡「……」

智葉の言葉に周りを見た憧の視線が淡の方で一瞬、止まる。
既に一度、迷宮の探索に参加しているとは言え、彼女はまだまだ不慣れだ。
前回のように肩で息をするような形にはなっていないが、その顔には疲労が浮かんでいる。
それは淡が自分なりに役に立とうと色々と頑張ってくれているからなのだろう。
しかし、その頑張りは未だ慣れたとは言えない彼女から体力を奪っていっていた。

憧「…ごめん」

京太郎「いや、大丈夫」

勿論、憧はまだまだ精神的には余裕がある。
体力だって有り余っている事だろう。
しかし、他の皆もそうである訳ではない。
それに気づいた憧の謝罪に俺は、首を振って応えた。
そうやって周りが見えなくなるのは俺も良くある事だし、何より彼女は自分で気づいてくれたのだから。
親友を思って気持ちが逸っていただけの彼女に責めるべきところなどない。

穏乃「えっと…それじゃあ近くに山小屋があるけど…」

京太郎「あぁ。そこに案内してくれるか?」

穏乃「うん。わかった」

穏乃「じゃあ、こっちについてきて」ガサガサ

憧「あ、ちょ…!しず!先行かないでって!!」

そう言って高鴨さんが一人で列から離れて別方向へと歩き出す。
そんな彼女を追って、憧が茂みの中へと入っていった。
振り回す側と振り回される側。
それがきっと本来の二人が持っていた関係性なのだろう。
それが垣間見えるやりとりに俺は小さく笑みを浮かべながら彼女たちを追いかけていった。

―― 数分後。

京太郎「…ふぅ」

高鴨さんの案内でたどり着いた山小屋は以前に利用したものとは違っていた。
内部には簡素ではあるが椅子と机があり、よりゆったりと寛げる空間になっている。
その中で俺達は休憩用のお菓子やお茶を広げながら一息吐いた。
窓も見えないように塞いでしまったし、当分の間はここで休めるだろう。

京太郎「しかし…良くここに山小屋があるの覚えてたなぁ…」

穏乃「えへん」

憧「昔っから山の事に関しては記憶力良いのよ」

憧「勉強は出来ない癖にね」クス

穏乃「べ、勉強は複雑過ぎるんだよぉ」

智葉「それを言うなら山の地形も複雑だと思うが…」

穏乃「そっちは大体、感覚で分かるもんじゃないの?」キョトン

京太郎「いやぁ…普通の人はあんまり分かんないと思うぞ」

まぁ、方角くらいなら大体の人はちゃんと把握できると思うけどさ。
しかし、山の場合は距離だけじゃなく高低差の問題もあるのである。
正しい方向へと進んでいるつもりでも目的地点が遥か眼下に見える、なんて事だってあり得るだろう。
しかし、高鴨さんは迷う事なく1発でこの山小屋を見つけてみせた。
それは一種の才能とそう呼んでも良い技能だろう。

穏乃「でも、私でもこの山はまだ全然、分からない事だらけなんだよね…」

憧「そうなの?」

穏乃「うん。皆の言う事が正しいなら私はもう数年、この山を走り回ってたんだけど…」

穏乃「走り回れば走り回るほど新しいところがドンドン出てきてさ」

穏乃「最初は楽しくて楽しくてもう夢中になってたんだけど…」

憧「ちょっと」ジトー

穏乃「だ、だって、こんなに凄い山始めてだったし…まるで私の理想通りだったから…」メソラシ

なるほど。
この山がやけに広くて大きいのは高鴨さんの理想が反映されている所為なのか。
…でも、これだけ広い山を理想とするなんて高鴨さんは一体、どれだけ山が好きなんだか。
和の紹介で会った時にも山登りが好きだって聞いてたけど、ここまでとは正直思っていなかった。

智葉「…だが、そうやって走り回っていて、怪物達には会わなかったのか?」

穏乃「うん。一度も会ったりしなかったよ」

穏乃「だから、私、ずっとこの山にいるのは一人だと思ってたもん」

…それは内心、予想していた事だった。
春の時も彼女は一人であの迷宮内を彷徨っていたのだから。
あの一本道で隠れる場所もろくにないところであの怪物たちをやりすごせるはずがない。
それでも春が無事だったのは、俺達が来るまで外の化物たちが現れたりしなかったからなのだろう。

京太郎「(…多分、免疫なんだろうな)」

この世界は迷宮の主にとって少なからず願望が反映された場所だ。
そんなところに足を踏み入れる俺達を排除しようと無意識が反応し、怪物達が生まれているのだろう。
そう思うと俺達が来ない方が良いような気がしないでもないけど…しかし、中へと踏み入らなければ彼女たちを助けられない訳で。
そう考えるとちょっとしたジレンマだよなぁ…。


穏乃「…だからね、その…ちょっと不謹慎かもしれないけど…」

穏乃「私、今、楽しんでいる部分もあるんだ」

智葉「楽しい?」

穏乃「うん。こんな風に皆で山を登るなんて久しぶりだから」

穏乃「勿論、変な人達に襲われてビックリする事はあるけれど…」

穏乃「でも、それも冒険みたいでちょっとワクワクしてて」

京太郎「…そっか」

俺達からしたら命懸けの探索である事を高鴨さんは分かっている。
目の前で憧がかなりの怪我をしてしまった光景だって記憶にあたらしいだろう。
しかし、それでもこの探索を楽しむのは、きっとそれだけ彼女が山に強い思い入れを持っているから。
…そしてこの山の中、誰にも会わず、ずっと一人で居たからだろう。

京太郎「(そりゃ寂しいよな)」

高鴨さんは最初に会った時、「出ようと思っても出られなかった」とそう言っていた。
無論、ここは彼女にとって理想とそう言っても良い山だったのにも関わらず、である。
それはやはり高鴨さんが一人でこの山を走り回る事を寂しい、とそう思ったからなのだろう。
数年もの間、ずっと一人ぼっちで誰かを探しまわっていたであろう彼女にとって、こうして誰かと触れ合える時間は長らくなかったものなのだ。
そんな彼女がようやく親友と合流出来たのだから、楽しいとそう思うのが当然だろう。


京太郎「じゃあ、今から高鴨さんがリーダーな」

穏乃「え?」

京太郎「だって、この山の事を一番、分かってるのは高鴨さんだろ?」

京太郎「勿論、俺も色々と意見出したりするけど、行く先を決めるのは高鴨さんの方が良い」

穏乃「え…えぇぇ!?」

そんな彼女に俺はリーダーとしての役割を譲る。
それは勿論、高鴨さんの方がこの山の事を知っているって言う名目上の理由だけじゃない。
この山でずっと一人で暮らしてきた彼女が、もっと探索を楽しめるようにする為だ。

京太郎「(…勿論、起きた時に高鴨さんは全てを忘れてしまうだろう)」

けれど、その間にあった事が全てなかった事になる訳ではないのだ。
弘世さんがそうであったようにほんの少しではあれど、その人の心に影響を残す。
今までは比較的良い影響ばっかりではあったけれど、悪い影響が残らないとも限らないしな。
寂しい、と言う記憶を上書き出来るよう、出来るだけ楽しい思いをさせてあげないと。

憧「あぁ、それは良いかもね。山の事に関してだけはしずは頼りになるし」

穏乃「で、でも…良いの?」

智葉「まぁ、京太郎が言い出した事だからな」

智葉「私達に異論はないよ」

智葉の言葉に残りの二人も頷く。
それは皆を束ねるリーダーとして俺の事を信頼してくれているからなのだろう。
その信頼に応えられているかは分からないんだから…もっとしっかりしないとな。
こうしてリーダーを素人同然の高鴨さんに移譲したのだから尚の事。

美穂子「では、高鴨隊長、一つ提案があるのですが…」

穏乃「ぅ?何ですか?」

美穂子「この山で出来るだけ高くて見晴らしの良い場所に連れて行ってもらえますか?」

美穂子「そうしたら地図が作れるので、少しはこの山の全容も分かるはずです」

穏乃「お、おぉ…地図…!」キラキラ

早速、高鴨さんを隊長と立てる美穂子の言葉に、彼女が瞳を輝かせた。
山大好きな高鴨さんにとっては、山の地図、と言うだけでも心踊る代物なのだろう。
全身からワクワクしている気配が伝わってくるその姿に皆は小さく笑みを浮かべた。

智葉「では、隊長殿。指示を」

穏乃「うん!じゃあ、これから私の知ってる山の一番高いところにいきます!」ググッ

憧「はいはい。しずたいちょーが言うなら仕方ないわね」クス

淡「…足引っ張んないでよね」

穏乃「うん。頑張る!」

淡の少しツンツンした言葉にも高鴨さんは笑顔を崩さない。
今にもその場から走りだしてしまいそうな彼女を見ながら俺達は片付けに入った。
高鴨さんの癒やしオーラのお陰で精神的な疲れも取れた事だしな。
隊長殿から号令も掛かった訳だし、そろそろ先に進んでしまおう。

京太郎「(…まぁ、不安要素はまだ残っている訳だけれども)」

憧の気持ちは大分、解れた。
まだ気負いが消えた訳じゃないが、さっきのように自分を追い詰めるような覚悟はなくなっている。
けれど、淡はまだ憧のように感情をリラックスさせる事が出来ていないのだろう。
その身体には気負いが残り、頑張らなければ、と言う気合が身体を固くさせていた。

京太郎「(そっちは俺の仕事だな)」

出来れば淡がそんな気負いから解放されるまでゆっくりとしておきたかった。
しかし、あまり休みすぎると今度は逆に緊張の糸が切れてしまうのである。
そうなると逆に警戒心が緩み、大変な事になりかねない。
それを思うと、高鴨さんの号令がなかったとしてもそろそろ進まなければいけない時間だった。
ならば、俺がするべき事は、それが大事故につながらないよう次の休憩まで全力でフォローしてやる事だろう。

京太郎「…隊長、準備出来ました」

穏乃「よーし。じゃあ…出発ー!」

隊長の号令と共に俺達は再び迷宮を歩き出す。
その足取りは山小屋へ入る前よりも幾分、軽いものだった。
それはきっと俺達の中心で楽しそうにする高鴨さんがムードメーカーになってくれているからなのだろう。
パーティに今までいなかった、いるだけで周りを明るくするタイプ。
そんな隊長から元気を貰いながら、俺達は迷宮探索を再開したのだった。