ガララッ
照「……京ちゃん、寝てるの?」
京太郎「……」スゥ…
照「寝てるみたい」チラッ
小蒔「い、良いのでしょうか?京太郎様に御迷惑なのでは?」
照「……昼間、衣と淡の相手で京ちゃんは手一杯。だから私達が出し抜くには、二人が眠気で落ち着き出す夜だけ」
小蒔「そ、それは……そうなのですけど」
照「大丈夫。ただ隣に寝転がって抱きついて、匂いを嗅いで安心しながら眠るだけなんだし」
小蒔「それって結構凄いことなのでは!?」
照「……分かった、小蒔が遠慮するならは私一人で行く」スッ
小蒔「あっ、ま、待ってください!」
照「……何?」
小蒔「……私も、私も行きます!京太郎様に包まれて、安心して眠りたいです!」
照「……良かった、きっと小蒔は私と同じだと思ってたんだけど。間違いではなかった」グッ
小蒔「はい、私は自分を押さえつけていました……でも今こそ、その押さえつけていたものを解放します!」グッ
照「……なんか、伝説な気がする」
小蒔「はい……!」
京太郎「……何やってんですか、あんたらは」ジトー
照&小蒔『ハッ……!』ビクッ
京太郎「……ほら、寒いでしょう?こっち来て良いですよ」
照「う、うん!今行く!」
小蒔「失礼します!」
ゴソゴソッ ギュッ
照「(……安心する)」トクントクン
小蒔「(心地良いです……)」トクントクン
京太郎「……おやすみなさい」ニコッ
照&小蒔『(ああ、幸せ……)』
以下ループ!
カンッ!
最終更新:2016年05月25日 06:48