京太郎(強い異性の雀士にセクハラすると雀力が上がるという噂がある)

京太郎(正直眉唾ものの噂だけど溺れる者は藁をも掴む。初心者の俺が清澄の皆に並ぶには手段は選んでられん!)

はやり「こんにちは京くん。すごい偶然だね☆」

京太郎「あ、はやりさん、こんにちは。俺のホテルの部屋の前で会うなんてほんとすごい偶然ですね」

はやり「そーだよ、偶然偶然。インハイが終わって京くんがもうすぐ帰っちゃうからって待ち伏せしてないからね?」

京太郎(最近知り合ったこの人、はやりさんは牌のお姉さんと呼ばれるほどのプロ。実力は折り紙つきだ)

京太郎(どうせ長野に帰れば疎遠になるだろうし、ここは行くっきゃない!)

京太郎「いやーしかし、はやりさんって牌のお姉さんだけあってこっちのパイもすごいですね」ムニムニ

はやり「やんっ京くんのえっち☆」

京太郎(やった! 牌のお姉さんにπタッチ! 正直雀力なんか上がらなくてもこの感触だけで勇気を出した価値がある!)

はやり「もー、そんなにシたかったんならもっと早く言ってくれればよかったのに」グイグイ

京太郎「ちょ…はやりさんなんで俺を引っ張って…振りほどけない!? 何この力!?」

はやり「乙女をその気にさせた責任はとってもらうゾ☆」

京太郎「えっ!? えっ!?」

はやり「大丈夫、今日はやりは安全な日だから☆」

京太郎「えっ!? えっ!?」



テレビ『牌のお姉さん電撃引退! その真相とは?』

はやり『実はこの夏に運命の人を見つけちゃって…だからはやりは普通の女の子に戻ります☆』

アナウンサー『運命の人とはロマンチックですね。気になるそのお相手とは誰なんでしょうか?』

はやり『それは……長野県の清澄高校に通う須賀京太郎くんです☆』

京太郎「えっ!? えっ!?」

咲「ちょ…京ちゃんどういうこと!?」

優希「犬ぅ! 納得の行く説明をするんだじぇ!」

京太郎「えっ!? えっ!?」



はやり「出来ちゃった☆」

京太郎「えっ!? えっ!?」

はやり「安全日でも100%出来ないってわけじゃないんだよ?」

京太郎「えっ!? えっ!?」

はやり「もちろん堕ろせなんて言わないよね? 言われても一人で育てるけど」



はやり母「家の娘が高校生を引っ掛けてくるなんて…」

はやり「引っ掛けるなんて人聞きが悪いなあ」

はやり父「まさか孫の顔が拝めるなんて……」

京太郎「えっ!? えっ!?」

はやり父「京太郎くん、不肖の娘だがどうか見捨てないで幸せにしてやってくれ」

はやり母「きついところはあるけどそれでも可愛い娘なの…本当によろしくお願いします」

はやり「父さん、母さん…」

京太郎「えっ!? えっ!?」



神父「京太郎さん、あなたはこの女性を病める時も健やかなる時も永遠に愛し続けることを誓いますか?」

京太郎「えっ!? えっ!?」

神父「はやりさん、あなたはこの男性を病める時も健やかなる時も永遠に愛し続けることを誓いますか?」

はやり「はい、誓います」

神父「では誓いのキスを」

優希「ぅう、きょうたろぉ……」

咲「京ちゃん、幸せになってね」
咲(さようなら…私の初恋の人)

和(今京太郎くんの隣に立つのが私じゃなくて悲しいなんて、今更過ぎますよね)

はやり父「良かった、本当に良かった」

はやり「皆ありがとう! はやりは幸せになります☆」

京太郎「えっ!? えっ!?」



京太郎「えっ!? えっ!?」

カン